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  • 興味深く読ませていただきました。

    私は基本的に転生も転移もなければイフもない歴史ものを書いてます。カクヨム歴史カテゴリに好まれるもののひとつは転生チートです。ただ、異世界以外の転生はどうしてもこちらに来てしまう。過去に転生てなんだ? という疑問はともかく、仕方ないところはあります。

    どこを舞台にしているのかと、何を主眼にしているのかと、どういった作風なのかがジャンルとして混沌としているからこそ、文芸(もしくはライト文芸)とライトノベル構文が混在するのかな、と思ったりしました。

    転生転移というじゃんるを作って欲しい今日このごろです

    作者からの返信

    読んでいただき、ありがとうございます。
    転生転移もイフもない歴史もの、ということは史実に基づいた小説ということですよね。
    私は歴史の年号を見るだけでもめまいがする程なので、調べて書かれるという努力を尊敬いたします。(エンタメとしての歴史は好きです)

    >過去に転生
    ループものなど以外で過去に転生するというのは確かに「なんだそれ?」ですね。
    違う時間軸の転生であれば、それは異世界ファンタジーのような気もしますが、史実に登場する人物が出てくれば歴史ものになってしまうのでしょうか。
    転移(タイムスリップ)であれば歴史ものと言えると思います。

    気になるのはライト文芸ですらないほぼラノベ(なろう系)が文芸に掲載されているところです。
    転生転移ジャンルのある小説家になろうで、文芸アクションに異世界転生ハーレムラブコメが掲載されているというのは、なかなかに趣がありました。

    カテゴリ選択は大変難しいと思う反面、文芸って何だろう?と思ったのがきっかけで、この話を書きました。
    貴重なご意見をいただけて少しずつ理解できてきたように思います。
    ありがとうございました。

  •  読ませてもらいました。
     ラノベと文芸の違いは、個人的にはレーベルの違いかな、と思ってます。もっと言うと出版社ですね。
     なのでカクヨム他転載サイトでカテエラを故意にしている人たちの真意は、残念ながら私には分かりません。そういう人がいるのだな、程度です。
     それが、わざとなら、まあ稚拙な戦略だな、と読み飛ばせばいいかな、と思いますがどうでしょう。
     ちなみに、ラノベがポジエンドで文芸がネガエンドという資料にはちょっと疑問を感じますが、まあそういう意見もあるのかな、と。
     簡単ですが、以上です。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。
    レーベルの違い、その通りだと思います。
    小説サイト内ではそのレーベルに当てはまらないのが難しいところと思います。
    わざと読み飛ばすこともできますが、あまりにも多いもので……カテゴリー上位から順に読んでも「思っていたのと違う」と……。
    ランキングは〇〇ランキング!の体を成していないと感じてしまう程です。
    最近は運営様も相当頑張ってくださっているので、サイト側に文句を言うつもりはありません。

    >まあ稚拙な戦略
    その通りだと思います。
    結局は作品を投稿する側のモラルの話で、期待した話を読むことができなかった読者のことを何も考えていない、ということが問題だと思っています。

    私も、ネガエン・ポジエンの話は「究極に二極化すれば」の話だと思います。それだけですべては語れないので、無理やり分けるとしたらという前提の極端な例を挙げられていただけかと考えています。

    様々な物語があり、カテゴライズできないからこそ「面白い」のだと思います。
    カテエラは純粋なもの(例えば恋愛もあるしファンタジーだし、どっちを選べばいいか分からないといった)だけであって欲しいというのが私の想いで、とにかくどう考えてもカスっていないカテゴリに故意で投稿するのはやめて欲しいと思います。


  • 編集済

    大変興味深い内容でした。と言いますのも、私自身「異世界」ファンタジー小説を書いていますが、正直投稿するジャンルには随分迷ったからです。

    Web小説でいう文芸は、「ライト文芸」という言葉に代表されるように、かつてのような意味合いを持たなくなっているのではないでしょうか。小説の形式、ジャンルというのは時代によってどんどん変化していくものだと思うからです。

    そんななか、自分の中で「文芸」と考えているのは、主人公を含む登場人物の「葛藤」まで深く描こうとしている作品です。

    自分自身のことを言わせていただくと、私の作品は「異世界ファンタジー」ジャンルの中で明らかに浮いています。その理由は、あまり好きな言い方ではありませんが、いわゆるテンプレ作品ではなく、登場人物たちの葛藤に重きを置いてしまうからだと思っています。

    しかしWeb小説サイトにおける異世界ファンタジーは、交通事故に遭い(他にもいろいろありますが)、自由なスキルを手にして異世界に転移・転生します。主人公はこのことを進んで受け入れ、異世界での生活を満喫し、活躍します。ここまでの流れで主人公が葛藤する余地はまったくありません。すべて「お約束」ということになっています。私の中ではこのようなストーリーをもって「異世界ファンタジー」だと考えています。

    「葛藤が描かれる」、「お約束的展開の中での独自性」。これはどちらがより優れているということではまったくありません。たんに好み、趣味嗜好の話であると考えます。今の時代、ことWeb小説サイトにおいては、このどちらかに属するかによって「文芸」か「異世界ファンタジー」かに分かれるのではないでしょうか。

    ということに思い至り今回のカクコン9では「ライト文芸」部門に応募しています。応募要項には、「大人の女性読者が楽しめる」、「一般文芸に近しい文章・描写のある作品」を募集と書かれています。ジャンルは特に定めていませんでした。やはり、時代や求めに応じて定義も変化するといえそうです。

    長々と失礼しました。自分自身の考えを整理する場ともなり、大変ありがたかったです。

    作者からの返信

    一沙 様
    お読みいただき、ありがとうございます。
    そしてご自身の貴重な体験談をありがとうございます。

    このエッセイを書こうと思ったきっかけは、カクヨム以外の某有名サイトのランキング1位に、ハーレムものの異世界転生ファンタジーが鎮座していたからです。
    内容も明らかに文芸とは思えず、これはハイファンタジーではないのだろうか?と考えたことがきっかけでした。

    文芸の中にも異世界の美しいファンタジーは沢山あると思います。
    例えば私の大好きな十二国記などは、異世界転移作品ですが文芸作品に入るでしょうし、魔術師オーフェンはラノベに属しますが、ラノベでも文芸作品に近いと思います。

    例に挙げた二作品とも、一沙様の仰るとおり人の葛藤が描かれている作品だと思います。
    今後はそういった視点も持って作品を読んでみたいと思いました。

    ただ、こちらの方が人が少ないからという理由で選んでいる方もいて、少しモヤっとすることもあります。
    読者が読みたいものを探さなくても読めるようなカテゴライズとなれば、私のようにモヤつく人も減るのかもしれません。

    ご自身の考えを整理するのにこのエッセイが役立ったとのことで、大変嬉しく思います。
    キャラクターを深堀った素敵な作品を今後も生み出してください。

  • 文芸とラノベの違いは、もはや宗教の宗派の違いレベルかと──ぼく個人は勝手に考えております。

    例えば『読者の共感覚を強みとする』と一般的には解されるライトノベルですが確かに一人称が多い。しかし三人称視点の作品も実在します。幼女戦記やオーバーロードなどは神視点描写へたびたび移行します。

    対して文芸と言われる、例えば村上春樹など一人称視点が多様されます。主人公が読者の代表となって作品世界を歩きます。

    とりあえず、「もお、いろいろごちゃごちゃ煩いから文芸は作品全体を楽しむ文学でラノベは読者のカタルシス発散のためのホビーね。細かいことは良いから、そういうことにしなさい」と偉い人が決めちゃった感がありますね。

    ほんとは、だから線引き困難なんですよね。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。

    文芸作品とひとことで言っても幅があるので難しいですね。
    私は今回調べるまで何となく「ラノベは読みやすい文体」「文芸は少しかしこまった硬めの文体」で書かれているものという自分なりのカテゴライズをしていました。
    ですが、実際そうでもないですし例外も存分にあります。
    友人と話をしていて「明らかに違う作品」も文芸カテゴリーにあると聞き及んでみて見たのがきっかけでこのエッセイを書きました。

    聞いた話ですが、わざと上位を狙うためにカテエラにしている人がいる(元々のジャンルでも強いが上位には勝てないから?)というのが本当であれば、読者に向いてないなと思います。

    確かにジャンル分けも線引きも難しいのですが、多少なりともかすっていればそのカテゴリ選択にしたのも理解できます。
    全然かすりもしない内容の作品で「上位に掲載されたいので文芸を選択した」というのは無くなって欲しいと思います。

  • こんにちは。文芸作品とラノベの違いが面白かったです。

    文芸作品を書いたつもりで「なんでハッピーエンドじゃないの?読者の気持ちも考えて」と言われて「何故読者の気持ちを考えなければならないのか」というものにちょうど私も今悩んでいるところだったので、非常に参考になりました。

    カテゴリーエラーに関しては、現状はやったもん勝ちなのと、設定している方も深く考えていないのだと思います。行儀が悪いだけと言えばそうなのですが、システムのほうでなんとかしてほしいとは思いますね。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。

    私もさらりと調べただけではあるのですが、様々な見解があり「どれも正しく、どれも正しくない」という状態で、ようやく行き当たったラノベと文芸の違いというサイトの説明がしっくり来たので要約掲載させていただきました。

    文芸作品でハッピーエンドもあるのですが「概ねの分け方で・分かりやすく表現すれば」と考えれば良いのかなと思います。(文芸がハピエンだと文芸でない、というわけではありません)
    あの説明文を読んだ時に「そう言えば文芸に出てくる主人公は不幸な人が多い気がする」と感じたというだけなのですが、特に苦労せずガンガン進んで勝利していく異世界ファンタジーで文芸というのは(児童向けでない限り)カテゴリに当てはまらないと感じました。

    あのに犬様の仰る通り、現在はやったもん勝ちのカテゴリーエラーですが、やはりそのカテゴリで上位を目指している方や、選択したジャンルで公募に参加している人からすれば面白くはないですし「明らかに違う」と誰もが思う作品に関しては、今後何とか対策をしていただけると嬉しいですね。

  • 文芸って、一時期怪談作家の中でも何ぞやってありましたね。
    『怪談文芸』と銘打って東雅夫編集で実話なのかフィクションなのか分からない風で、議論を産んだ。
     実話系が嚙みついて、喧々囂々。面白くて怖けりゃいいじゃんと思ってみてたけど、文芸とは? と結局実話怪談は文芸じゃないのかと、結論は出なかったけど。「文章で表現する」なら実話だろうがそうじゃなかろうが同じだと思うのですが。
     そもそもカテゴリも作者がそう決めてラブコメと思えばラブコメ、でもヘルプでは「主に男性が主人公」がラブコメで恋愛は「主に女性が主人公」と定義されていて?? となった私がいます。ラブコメって男子が主人公だったんだと初めて知りましたもん。
    カテゴリエラーも実は分かってません。
    ワザと外して、過疎化してるかカテゴリで上位を取る、と言うのも狡いっちゃあ狡いけど作戦でしょう、その作者の。上位に来るくらいだから話も面白いんだと思う。読者がついてる限り、そうなんだと思う。
    ただ個人的に迷うのは転生モノ、異世界物でラブコメは面白いんだけど悩む。
    恋愛だろうがBLだろうが異世界が舞台なら異世界で、転生なら 転生で本当は分けて欲しいです。
    読み分けるから。読み手は。大カテゴリでファンタジーと非ファンタジーでまず分けて欲しい。それだけで、カテゴリエラーの半分は減るんじゃないかな。

    苦手系ファンタジーがある人は、ラブコメでファンタジーだとがっかりするの。好物ファンタジーならいいけど。ハズレだと悲しい。
    異世界ファンタジー、現代ファンタジーと分けてあるなら異世界ラブコメ、現代ラブコメとココは分けて欲しいなぁと思います。
    ココの住み分けはきっちりして欲しいと常に思ってます。
    で、ラブコメでも女性が主人公でいいじゃんと運営に言いたい。
    男が主人公の恋愛があってもイイじゃんと。なぜそこにこだわる?
    長々と失礼しました。

    作者からの返信

     お読みいただき、沢山の感想をありがとうございます。

     文芸とひとことで言っても、受け取る側と発表する側での差異が結構あるなと思ったので書いてみました。
     文芸好きの執筆仲間が「ラノベサイトの文芸はなんか違う」と仰っていたのもあります。きっかけは某サイトで文芸/アクションに「異世界ハーレム作品」が入っており、これはカテゴリーが合っているのかというところで疑問に思いました。

     未都様の仰る通りで、私も「女性が主人公のラブコメがあってもいいし、男性が主人公の恋愛があってもいい」と思います。
     カクヨムでは男性向け・女性向けとカテゴライズしているだけで、本来はラブコメはラブでコメディなもの、恋愛は今の異世界恋愛のようなものだけでなく、男性向け作品もあっていいと思います。
     男性向け恋愛をラブコメカテゴリーに収めてしまうと、ラブコメでないただのラブ作品がランキング上位を占めてしまう場合も考えられます。
     異世界と現代も、同カテ内でも好き嫌いありますし、タグなどで分かりやすくソートできるといいですよね。

     実際、作者側としてはカテゴリ選択ほど難しいものはなく、何が合うカテゴリなのか迷ってしまうというのは往々にしてありますし、理解できます。そのためにカテエラを起こしてしまった場合については文句を言えませんが、当たらずとも遠からずな作品には仕上がっていると思います。
     ですが、私個人の意見としては過疎っている場所だからと違うカテゴリーをわざと設定し、上位狙えうと言う手法は戦略ではないと考えています。
     もちろん上位なのだから面白いのでしょうけど、カテゴリーは読者に向けたものなので、そのカテで作品を探している読者がたまたま上位作をクリックして思った内容でなく「このサイトはこういうのが主流なのか」と離脱してしまった場合、他の作品の機会損失にも当たる可能性があるからです。
     読者の時間をいただくわけですから真摯であってほしいところなので、カテゴリ選択については自分向きではなく、読者に向いてほしいなと思います。

  • こんにちは。

    最近は『異世界ラブコメ』とかで、ラブコメ部門や恋愛部門にエントリーしていたりしますよね。

    境界が曖昧なんでしょうけど、スッキリしませんでした。

    文芸もハードからソフト待で有るから難しいですね。

    作者からの返信

    こんにちは。
    お読みいただきありがとうございます。

    本当に、最近は明らかなカテゴリーエラーを平気で違うカテゴリー登録する人が増えている気がします。
    あいまいな定義なので難しいですよね。
    私はラブコメにはコメディー要素が必要だと思っていますが、一切コメディー要素のない現代恋愛物(しかもラブ要素は薄め)がラブコメカテゴリに居て、憤ったことがあります。

    「作者がそう思ったから」「そうするつもりで書いていたけど途中で方向が変わってカテゴリ変更していない」とは別で「わざと」でそのカテゴリを選んでいる人は、少し考えていただきたいものですね。