第7章 ボルテックス・オブ・ディストーション ー④

 時刻は午後九時半。

 食器洗いも終わり、洗濯物も畳んだ。宿題や予習など、やらなければならないことを済ませた久鎌井は、浴室に向かった。他の家族よりも早く就寝する久鎌井は、家族の中で一番に入浴する。


 あとはゆっくり風呂に入り、寝るだけ。

 忙しい一日を過ごす久鎌井にとって、入浴はゆっくりできる数少ない機会の一つだ。


 彼はいつも、入浴しながら何とはなしに一日のことを振り返っている。大抵は『今日も変わらない一日だった』などと平穏を噛み締めたりしているのだが、今日は三人の女性のことを思い浮かべていた。


 花住綾香と、沢渡衣と、月野雫だ。


 もともと人付き合いなどしてこなかった男が、一日に三人の女性に自分から声を掛けに行くようなことは皆無であった。そういう意味では非常に疲れた一日ではあったのだが、雫を助けた高揚感は尾を引いていて、妙なテンションで駆けずりまわった一日だった。


 花住綾香には感謝の言葉を伝えた。相手は相変わらずの態度で一緒に喜んでくれなかったのには不満だが、彼女はそういう性格なのだろう


 沢渡衣にも、同じように感謝の言葉を伝えた。彼女にとっては唐突すぎて戸惑ったのではないかと久鎌井も気になっていたが、それでも彼女に伝えたかった。


 月島雫は退院が近そうだ。

(彼女は、これからどうなるんだろう)

 それが気がかりではあった。

 おそらく、パンドラのフォローがあるのだろうが、最近、鏡谷も日比野も姿を見せていなかった。この年代で、学校に一年ほど学校に行けなかったという事実は、今はどうしても足かせになってしまうかもしれない。それでも、前さえ向ければ、いろいろな解決策はあるはずだ。

(彼女には父親がいるし大丈夫だよな)

 一抹の不安をかき消すように、久鎌井は無理矢理に自分を納得させた。

 そして、脱衣場で服を脱ごうと手を掛けたその時だった。


 久鎌井は異変を感じた。


「……どうして」

「あ、どうかしたの? 友ちゃん」

 するめをしゃぶりながらビールを冷蔵庫から取り出した母親が、久鎌井の様子がおかしいことに気づいた。

「ごめん、俺、少し出かけてくる」

 久鎌井は脱衣場を飛び出した。

「こんな時間に珍しいね」

「ちょっと、用事があって……」

「何の?」

 母親の何気ない質問に、久鎌井は言葉を詰まらせてしまった。

 正直に言うことはできない。しかし、焦りから適当な嘘をでっち上げることもできないでいた。

「お、友ちゃんにもようやく、母に言えない秘密ができたかにゃ~?」

 母親は、からかい半分に尋ねてくる。

「ごめん……」

 久鎌井は、謝罪の言葉しか口にできなかった。


 その様子を見て、母親の表情が真剣なものに変わる。


「何の用かは知らないけど、気をつけていってらっしゃいね」

「母さん……」

「友ちゃんはいい子だから、母さん、何も心配してないわ」

「ありがとう。鍵は掛けなくていいから」

「ういー」

 そう言って、母親はビール缶の口を開けた。

 久鎌井は心の中で何度もありがとうと繰り返し、玄関を出た。


 玄関を出ると、久鎌井は自転車を車庫から出して飛び乗った。

(どうして、どうして、どうして! どうしてなの、月野さん!!)

 久鎌井は心の中で叫びながら、一心不乱に自転車を漕いだ。

 目指すのは彼女の入院している病院だ。

 彼が感じたのは、アバターの反応だった。彼がアバターの反応を感じられるようになってから、これだけはっきりとした気配を感じられたことはなかった。

 鏡谷は、アバターは他のアバターの存在を感じることはできても、判別は容易ではないと言っていたが、久鎌井は、このアバターの反応が月野雫のものであると確信していた。

(花住さんじゃない。花住さんの反応はもっと小さいし、慎ましやかに存在している。日比野でもない。いや、日比野の反応は、その大きな力の近くにいるのが分かる。彼の力は激情だ。色にたとえれば赤)

 今、久鎌井が感じているアバターの気配を表現するとしたら、それは深い深い絶望の黒色。“アラクネ”の反応に間違いなかった。

(どうして? 月野さんは救われたんじゃなかったのか!?)

 久鎌井が見た昼間の雫の姿からは信じられなかった。しかし、それは所詮、彼の目線からの話でしかない。ましてや彼女を救ったという高揚感から、気づくべき彼女の仄暗い瞳に気づけなかったとしても不思議ではない。


 “アラクネ”の気配に、激情の赤い気配が追い付いて、衝突した。


(日比野か!)

 二つの気配が大きくぶつかると、“アラクネ”気配は日比野の気配を避けようとしてか、久鎌井の方に近づいてくる。


 久鎌井は全力で自転車を漕いだ。


 住宅街を抜け、小城ノ川の河川敷を走っていると、向こう岸に“アラクネ”と日比野の姿を視認した。

「月野さん!」

 久鎌井の声を発するよりも早く、“アラクネ”も久鎌井の姿を確認し、川を飛び越えようと大きく跳躍した。しかし、後方から高速で伸びてくる“ナルキッソス”の腕が、絡みつくと、“アラクネ”は水かさの少ない川にたたきつけられた。

 それでも“アラクネ”は久鎌井のもとに来ようとするが、それを日比野が制し、攻防が繰り広げられた。


「待てよ! どういうことなんだよ! これは!」

「月野雫は、今、同化状態にある」

 自転車から降りた久鎌井の叫び声に、後方からその答えが返ってきた。久鎌井がそちらに顔を向けると、車から降りて駆け寄ってくる鏡谷の姿があった。

「月野雫は……何故かは分からないが、再び暴走状態になった。いや、前より質が悪い。以前は夢遊状態の暴走だったが、今は彼女自身が取り込まれている。同化状態だ」

「そんな!」

「恐らく、彼女を元に戻すのはもう無理だろう」

「くそ!」

 久鎌井は鏡谷の傍から離れた。


 日比野は植物の腕をしならせ、振り回していた。時に絡み合い大木のごとき太さで“アラクネ”に強い衝撃を与え、またある時にはほどかれ無数の鞭がうねるようにして襲い掛かった。“アラクネ”右へ左へと跳躍を繰り返し、時に軽い攻撃を払いのけるものの、それでも久鎌井のもとに辿り着けずにいた。

「月野さん、月野さん!」

 久鎌井も自分の足で土手を駆け下り、川へと走った。その姿をみて、“アラクネ”は全力で跳躍しようとした。

「くそが!」

 日比野も“アラクネ”の動きに反応しきれなかったものの、力いっぱいに“ナルキッソス”の腕を振り下ろした。それが久鎌井の直前で“アラクネ”を捉えると、その身が吹き飛ばされ、地面に叩きつけられることとなった。

 久鎌井は走りこんだそのままの勢いで“アラクネ”に駆け寄り、声を掛けた。

「月野さん!」

 近づくと、“アラクネ”が何かぶつぶつ言っていることに、久鎌井は気づいた。

「え?」

 しかし、それは蜘蛛の顔に当たる部分からではない。大きな胴体の、背中からだ。


 久鎌井が視線を移すと、そこには月野雫がいた。まるで壁にでも埋まっているかのように、上半身の前面だけ外に出て、あとは全て蜘蛛の胴体に取り込まれていた。


「月野さん!」

 久鎌井が声を掛けるが、彼女は目を閉じ、何かを呟いていた。


「もういや、こわい、こわいのはいや、さみしいさみしいのはいやくるしいくるしいのはいや……」


「もう、手遅れだよ、“ペルセウス”」

「日比野!」

 久鎌井は、憎しみを込めて歩み寄ってくる相手を睨んだ。

「どきな、とどめを刺す」

 血走った目で“アラクネ”を睨みつける日比野。しかし、久鎌井は二人の間に立ちはだかった。

「どかない」

「どけ」

「どかない」

「じゃあ、お前ごとやるだけだ」

「やれるものなら……やって見やがれ!」


 そのとき、久鎌井の声に呼応するかのようにして、一瞬彼から光が発せられた。


「久鎌井くん……君は二段階目まで達していたのか……」

 鏡谷が驚きの声を上げる。

 一瞬、彼の体から発せられた光は彼の左腕に集まり、その形を“ペルセウス”の鎧に変えていった。


 “アイギスの盾”もそこにあった。


「ちっ、邪魔くせえ」

 振るわれる日比野の腕。しかし、久鎌井の“アイギスの盾”であれば、難なく受けることが出来た。彼が一歩たりともそこから退くことはなかった。

「俺は月野さんを守る!」

「久鎌井くん………」

「月野さん!」

 背後から聞こえた声に、久鎌井は彼女が正気を取り戻したのかと思い、喜んで振り返った。しかし――

「な!」


 久鎌井が振り返ると同時に、蜘蛛の八本の足が解け、髪の毛のようになると、彼の手足に絡み付いてきた。


 “アラクネ”の行動に、久鎌井は驚いたが、苦しくはなかった。その髪の毛は締め付けるようなことなく、ただ絡み付いているだけであった。

 そして、蜘蛛の腹の中央から、何かが顔を覗かせた。


 それは女性の上半身だった。

 見た目には先ほど背部にあった月野雫の上半身であるのだが、サイズは物語に出てくる小人のように小さい。半分は埋もれているが、全身が表に現れたとしても久鎌井の膝くらいまでしかないような、そんな大きさだ。そして、その髪の毛は長く、蜘蛛の胴体と繋がっていた。いや、蜘蛛の胴体自体が、この小さな女性の髪が絡まりあってできたものだったのだ。


「ははっ、ほら、分かったか? お前も敵と思われているんだよ」

「どうして……月野さん」

 久鎌井はその小さな女性――“アラクネ”に尋ねた。

「恐いの……」

「恐い?」

「だって、わたしにはあなたしかいないもの……」

「それは……」

 どういう意味か? 久鎌井がそう尋ねようとするも、それを遮って“アラクネ”はうわ言のように続けた。

「あなたには家族がある。わたしはあなたにとって家族の次。もしかしたら他にも誰か、わたしの前にいるかもしれないもの」

「そんな……」

 そんなことないとは、久鎌井には言えなかった。ちょうど、これからの彼女がどうなるかは彼も気になっていたところであった。


 助けたい。助けるべきだ。そう思ったから助けた。それは間違いではないと思っていたが、しかし、これからの彼女をすべて抱え込むことはできなかった。自分が彼女のこれからの人生を背負って立つようなつもりで助けたわけではないのは事実であった。


「ほら、ほらね。あなたは優しいから……。でも、もう嫌なの。わたしは、絶望するのは嫌なの」


 希望を持つからこそ、辛く感じてしまう。だったら最初から希望を抱かなければいい。それはありがちな感情ではあるのだろうが、今彼女の心はそれに塗りつぶされてしまっている。いっそ無になりたい。そう言った感情を、久鎌井も理解できないわけではなかった。


 しかし、彼女のことを心配しているのは久鎌井だけではない。むしろ自分よりももっと、彼女のことを心配している存在を、久鎌井は知っている。


「お父さんだっているだろ! 君のお父さんはずっと、君のことを心配して、献身的に待ち続けてくれたじゃないか!」

「だけど、それも今だけかもしれない……」

「そんな、君が信じなくてどうするの!」

 久鎌井は彼女に正気に戻って欲しい一心で、大声で訴えた。今の彼女のもつ不安は、誰しも抱いたことのあるものだ。ただ、いまは少し深みにはまってしまっているだけだと、彼は信じたかった。


「ねえ……わたしのこと、好き?」


 “アラクネ”の、小さな少女の体が、久鎌井の顔に急接近してそう尋ねた。

「だから、そういうことじゃないよ!」

「ねえ、答えてよ久鎌井くん。そしてずっとわたしを守るって言ってよ。そうしたらわたしは安心できる」

「だから――」


 そういうことじゃない、そんなのは一時の感情でしかない。今はとにかく落ち着くんだ。久鎌井はそう叫ぼうとしたが、それではきっと解決しない。少女の心は深く暗い沼に沈んでしまっている。

 いっそ、ここは嘘でも彼女の体を抱きしめた方がよいのだろうか、そんな考えも久鎌井の脳裏をよぎった。


(でも、そんなのは嘘っぱちだ)


 久鎌井は、月野雫のことを、嫌いだとは思っていない。彼女を助けたいとも思っている。だが、男女の関係として、好きとか、付き合いたいとか思っているわけではない。彼女が求めているのは、そういった関係から得られる心理的な安心感。精神的な支柱としての異性。


(そういうつもりで、助けたんじゃない!)


 そこに、嘘をつくことは、久鎌井にはできなかった。

「ほら、ね……」

 久鎌井が何も言えずに黙っていると、“アラクネ”が小さく呟きながらその身を引いた。

「ね? ほら、ほらほらほら! もう、嫌なの、絶望するのは!」

「……それじゃあ、駄目だ!」

 久鎌井は、絡みつく髪の毛を振り払った。

 “アラクネ”の、ずっと瞑ったままだった目が見開かれた。

「そんな! 久鎌井くんがわたしを受け入れてくれない! もうダメ……」

「…………」

 久鎌井は、叫びだした彼女の姿を見ても、何も言わずに、強いまなざしで見つめていた。

 そんな彼の態度に戸惑っているのか、絡み付く“アラクネ”の髪が今以上に締め付けることはなかった。

「……何か、言ってよ。ねえ、久鎌井くん!」

「俺は……」

 久鎌井は言葉を選ぼうとして、選ぶことをやめた。嘘をついても仕方がない。


「俺は、君のことを見て可愛いなとは思うよ。でも、だから助けたんじゃない。下心で助けたとは思われたくない。ただ、君を救うことが正しいことだと思ったからやったんだ。中学の頃は、結局それが出来なかった。周囲にどう思われるかを気にして。でも、今は自分の心の正直に行動しただけなんだ。申し訳ないけど、好きとか、嫌いとか、そういうんじゃないんだよ」


「久鎌井くん……でも、わたしは、辛いの……寂しいの……」

「だからって、今負けちゃダメだ! これからじゃないか! 俺が好きか嫌いかの二択じゃない、もっと無限の選択肢があるんだよ。これから、生きていけば!」

「それが辛いの! 嫌なの! 不安なの! 安心させてよ! 今あなたが必要としてくれれば安心なの!!」

「それじゃあ…………ダメだよ」

「そうよ! わたしはもうダメなの! もう終わりなの! だったら、いっそ……」


 久鎌井に絡み付く髪に、俄かに力が込もる。


「いや、違う」

 久鎌井は、首を絞められながらも言葉を搾り出す。

「何が違うの!」

「君は、まだ何もしていないじゃないか……何もしなくちゃ終わりどころか、始まりですらないよ」


「そうよ。わたしは始めることすらできない臆病者。何に対しても踏み出すことが出来なかったクズ! だからいじめられたのよ! 憎い、憎い憎い憎い! 誰よりも何も出来なかった自分が一番憎い!」


「だったらさ、まず踏み出してみよう。簡単なことだよ」

「何が簡単なの! 勝手なこと――」

「この手を取ってくれ」


 久鎌井は、ゆっくりと手を上げた。


「この手を取って、俺に助けられてくれないか?」

「え?」

「俺に、助けられて、そして、俺を救ってくれ」

「え、あ」

「俺は、ずっと、後悔していた。君を助けてあげられなかったことを。俺はなんてちっぽけな人間なんだって。だから俺は、家族以外に目を向けなくなったんだ。家族すら守れないかもしれない人間が、他に構っている暇なんかないんだと……そうやって、逃げていた。それに気づかせてくれたのは君だ」

「でも……」

「君が救えるのは俺だけじゃない。そんな自分を押し込めないで、作り笑顔でもいいから見せて、俺と、君のお父さんに……そうすれば、きっと俺たちは嬉しい。

 そして次の日も、また次の日も、また会うときには笑顔をみせてくれよ。そうすれば俺は救われる。

 ほら、君にも出来ることはある。君にしかできないことがあるじゃないか。少なくとも君のお父さんは、君にしか救えないよ……ね、ほら」

 いつの間にか絡みついていた髪が緩み、解けていた。久鎌井はさらに彼女に手を近づけた。

 今度は彼女が黙る番だった。久鎌井の手と顔を見比べて、どうしていいか分からずに戸惑っている様子だった。しかし、これは彼女に、久鎌井の言葉が届きつつある証拠であった。


 久鎌井がさらにその手を伸ばそうとしたその時、迫る気配を感じ、“アイギスの盾”を構えながら、再び日比野と“アラクネ”の間に立ちはだかった。

 久鎌井は、盾で迫る“ナルキッソスの腕”を難なく防いだ。

「ちっ、せっかくてめえらの下らん茶番に付き合ってやったのに、油断してやがらんとはな」

「絶対いつかは仕掛けてくると思っていたからな」

 日比野と久鎌井が再びにらみ合う。

 久鎌井が背中から感じる気配には、さっきの狂気じみた色はなくなり、落ち着きを取り戻しつつあるように思えた。

 だが、もう後ろに気を配っている余裕もなくなった。日比野の今にも飛び掛からんとする殺気が、久鎌井に容赦なく浴びせられている。


(盾があれば防ぐことは難しくはない……)


 しかし、大木のごとき太さでたたきつけてくるかと思いきや、解け無数の鞭のごとく襲い掛かってくることもある。気を抜くことはできなかった。

 一瞬の膠着、二人ともがどう動くかと、緊張を走らせた瞬間、久鎌井の助っ人が現れた――はずだった。

「久鎌井!」

 聞こえてきたのは、花住綾香の声だった。

「やめなさいよ! あんた!」

 飛び込んできたのはアルマジロ。夢遊状態の綾香のアバターだった。

 日比野に体当たりを仕掛けた綾香。日比野も突然のことで少し驚いてよろけたものの、倒れることはなく、そのまま彼女を弾き飛ばした。

「花住さん!」

 久鎌井の、わずかに動こうとした気配を感じた日比野が、瞬時に考えを巡らせた。

「お前は邪魔だ」

 日比野は全力で、綾香に攻撃を仕掛けた。

「危ない!」

 久鎌井が、咄嗟に、動いてしまった。


「動いたお前が悪い」


 日比野の腕が、綾香に叩きつけられる途中で軌道を変えた。

 それに気づいても、久鎌井は身をひるがえすことができなかった。


 “ナルキッソスの腕”は、久鎌井の横をすり抜け、“アラクネ”の体を貫いた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る