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  • Excellent Audienceへの応援コメント

    既に日常に入り込んでいる、SF的ガジェットがさりげなく描写されるような感覚は、とても好きです。宇宙とか、壮大なスケールのSF小説より。音楽については疎いのですが……。読み終えて「葬式のにぎわい」との類似を感じてしまったのですが、あるテーマを変奏するように、いろいろな物語にすることは、書き手のこだわりなのだと思います(自分を振り返ってみて)。そうすると作品本位でなく、作家本位の読み方になってしまいますが、実際おもしろかったら、同じ著者の別作品を読んでみよう、と思うのは普通のことで、だから作家本位の読み方もアリかなと思います。すみません、話が脱線してヘンなコメントになってしまいました^^;.。ともかく、楽しく読ませていただきました。

    作者からの返信

    温かいコメントとレビュー、ありがとうございます!

    たぷん実際の二十一世紀末は、これよりもずっと想像外の日常が広がっていることでしょうが、なけなしの想像力を評価していただけて嬉しいです。
    常連のみなさまが先刻お気づきの通り、これは「葬式のにぎわい」のいわばバリエーションで、ねらいどころは確かにずらしてあるし、前向きにご評価いただけて励みにもなるのですが、実際のところ、一時期の湾多はこのネタでしか話が作れなかったという事情がありまして……。何を書いてもヴァーチャルネタになってしまい、さすがにこれは病気だと 笑。まあほとんどは思いついた段階で頭の中で弾き続けていたんですが、最終的に「葬式」とこれだけが残ったというところです。

    いさぎよく蔵の奥に永久保存しておくべきものを、ついつい愛着絶ちがたくアップしてしまいました。一種の変奏としてお楽しみいただけましたら幸いです。

  • Excellent Audienceへの応援コメント

    以前「拙作は古本を読む感覚で」みたいな自虐をしましたけど、特にSF系のアイディアストーリーは賞味期限が身近く、AIネタですら期限間近かも、早目に出しておきましょう。星新一的「懐かしい未来(皮肉オチは必須)」まで行けたら御の字ですが、骨董品にまで昇格する中古品は極一部かなぁ。

    ロックは死んだと言われて凡そ半世紀。今やおじさんの音楽ですからね、日本の若手もロックだなんて自意識はないような、全部JPOPでOK。

    20世紀は白人が文化的にも色んな物を収奪した時代でしたが、今や完全に黒人(リズム)音楽がメインストリーム。ロックの下火は白人(男性)がマジョリティーでなくなって行く流れの象徴のよう。万が一ロックが復権するとしたら、黒人がロックの良さに目覚めるっ――んな事あるかなぁ。

    作者からの返信

    コメント並びにレビュー、ありがとうございます!

    賞味期限切れを気にするぐらいなら、新しいのをどんどん出していけ、とも言われそうですけれど、今のサイエンスの動向って、なんだか「新しいもの」が書ける気がしないんですよね。まあそれを言い訳にしてちゃいかんなあとは思うんですが。

    >今やおじさんの音楽ですからね、日本の若手もロックだなんて自意識はないような

    そこもね。書きながら、「実は『ロック』って言葉がいちばん古いんじゃ?」なんて自己ツッコミやってましたが ^^。

    >ロックの下火は白人(男性)がマジョリティーでなくなって行く流れの象徴のよう。

    そういう面は確かにあると思います。ただ、最近とみに思うのは、白人とか男性とかいう以上に、世代間の対立が少なくなったっていうのが大きいんじゃないかなと。我々の世代って、基本、「親の代は何も理解してくれない」世代でしたからね。音楽はもちろん、マンガ文化とか、ファッションとか、喋り方、人との接し方まで。
    現在の青少年が親の代と昔より親密に接している、とは申しませんが、下手すると今の子の方が保守的になってたりもするし、我々が味わったみたいな隔絶感は(世代的な意味では)あんまりないんじゃないかなあと。で、ロックって結局そういうものの裏返しだったんじゃないかなと。
    親世代との戦争を叫び続けた結果、次の世代は(音楽的には)親子仲良くなったんですから、しょせん矛盾の塊です。それでも、その矛盾をありのままにシャウトするのがロックだったわけで、その点から言えばこういう音楽のあり方は連綿と受け継がれていくとは思います。とはいえ……表面的なビートとかのスタイルは、もう"古典"音楽の仲間入りになってしまうのかなあ。

  • Excellent Audienceへの応援コメント

    誤字:
    >「お、トチった。よく出来たブログラムだな」
    「プ」ログラム

    拝読。
    よくあるオチとまでは思いませんが、やはり湾多作品で類似のオチを知ってると評価落ちるのは否めませんね。

    あちらはVRでしたが、説得力というか本当に実用化されそうと感じさせる点でも負けてる感。評価だけならアバター必須でもないですし。むしろ造詣深そうなマスターが評価してやればいいのに、とか思いましたw まあハコの雰囲気とか盛り上げとかはわかりますけどね。

    文章については文句なし。長さもこれくらいが一番だと個人的には思います。

    ここからは感想から逸れた雑談ですが、音楽評価とAIって相性最悪だと思うんですがどうなんでしょうね。文章でも今、AIがチェックするソフトがあったりしますが、私は全然信用してません。誤字脱字とか業務用文章ならわかりますが、創造性を投げ捨てるようなものだと思ってます。

    音楽、とくにロックなんかは(本質的な、という意味で)AIチェックとか最悪の組み合わせじゃないかな?なんて考えますが、でも逆にあえてAIにロックさせるSFものも面白いのかも、と思いつきました。まさに人間支配への反逆ですw なんか最初からテーマが決まってる感じじゃないですか。

    私は音楽に疎いので書けそうにないですが、湾多さんならどうでしょ? と話を振っておきますw

    作者からの返信


    コメント、レビュー並びに誤字報告ありがとうございます!
    濁点と半濁点、時々指摘をいただきますが、よく見抜けるものですね。フォントの問題もあるのかな? 以前は私も自信持って判別できていたんですが……。

    >本当に実用化されそうと感じさせる点でも負けてる感。評価だけならアバター必須でもないですし。

    なるほどね。そのあたりは作者サイドでは手直し作業の間でも考慮の外でしたが……単純にこの十五年で色々ITの未来図なんか様変わりしましたからねえ、と逃げておきます w。
    なんせVTuberなんて今や日常風景ですからね。私はそっちの方に詳しくないんですけれど、音程外れてるのとかリアルタイム補正ぐらいできるでしょうし、なんなら最高の出来の録音をバックアップで流しておいて、やばくなったら瞬時に切り替える、とか、技術的には可能だと思います。二十一世紀末のライブハウスを待つまでもなく、2020年半ばの四畳半アパートに、この手の分身ミュージシャンはすでに降臨しているのです 笑。
    そういう人造アバターが実は観客席の方だった、というところで、なんとか話になるかな、と思ったわけですけれど――今現在でかなり微妙でしょうね。でも、あと五年経ったら多分はっきりと「こんなの発表したらイタすぎる」ってことになるかなとも思って、出すのなら今のうちかなと ^^。

    アイデア以外の部分を、そこそこ良しとしていただけたのは嬉しいです。

    さて、コメント後段のAIと音楽評価とを絡めたSFに関する件ですが。
    うーん、困ったな。実は書いているんです、これ。というか、カクヨムを始めた理由の本命みたいな位置づけでずっと握り込んでいる作品なんですけれど。
    ネタ的にはそろそろ書き出さないと、時期遅れみたいになりそうで、焦ってはいるんですよね。ちなみにテーマはクラシックでピアノで国際コンクールなんで、もろに恩田陸のアレっぽいんだけど、あんな多幸感に溢れた路線じゃありませんので、差別化はできるかと。
    同じネタで他に書き出されたらやだなあと思ってるんで、とりあえず序章ぐらいこの秋に上げとこうか、とも考えたりもしたものの、「裏六甲」も仕上げたいし。
    まあ、せっかく話も出たことですし、ぼちぼちクランクインしてもいいのかな、とも……え、クラシックじゃなくてロックとAIですか? 短編のネタとしては面白そうなんですけれど、逆に私はロックの方は不案内ですからねー。それに、AIとは言わなくとも、規格社会vsロックとか管理プログラムvsロックなんかは、あちこちでやってるっぽいので。
    まあ、当世ならではのAI絡みのテーマをひねり倒してロックを対置してみる、というところまでやったら面白そうかも。うん、困った。なんか書けそうな気がしてきた 笑。いやいやいや、私は「裏六甲」ありますんで。ド短期連載も滞ってるんで。はい、では執筆に戻ります。