04 足軽大将、骨皮道賢の最期への応援コメント
身分の低い者が才覚によってのし上がっても調子に乗ったら潰されれる……今の世にも度々見られる光景ですが切なくなりました!
足軽って、単に身分の低い侍だと思ってたんですが、今で言う民間軍事会社か傭兵に近い感じなんでしょうか!??
作者からの返信
この頃はまだ戦国の黎明期なんで、豊臣秀吉みたいなのはまだ許されなかったんでしょうね……。
足軽は、おっしゃるとおり、雇われの兵隊だと思います。
身分の低い侍もそういうことをしていたのかもしれません。
少なくとも、拙作においては、身分は関係なく兵隊(足軽)になった人たちという扱いをしております^^;
ありがとうございました。
02 法名、珠光への応援コメント
出家しても生まれが左右するなんて切ないですね。
検校といえば、私としては井上ひさしの『藪原検校』の悪の限りを尽くす男のイメージが強烈ですが、杢一は息子の将来を一生懸命考えていた良いお父さんのように思えます!
作者からの返信
まあ結局、時代が時代ですから、一僧侶となるか、それ以上かは「実家」がどうかという命題があったようです。
貴族出身だと、ここまでの地位と役職を、という決め事があったようですし^^;
杢市検校は、善悪双方共に何をしたか伝わっていないので、私の創作したキャラクターとなっております。
ただ、珠光という茶人の父だったということで、珠光に影響を与えたとしたら……という意味で創作しました。
良いお父さんとのお言葉、嬉しい限りです^^;
ありがとうございました!
01 野狐禅(やこぜん)の怪僧への応援コメント
あのアニメの可愛い一休さんがこうなってしまうとは……。
一休が髑髏を持ち歩いていたエピソードは読んだ事があるのですが、そういえば誰だったのか気になりますね。
作者からの返信
リアル一休さんって、こんな感じだったそうです^^;
アニメ一休さんが可愛かっただけに、かなりのギャップの怪僧です。
髑髏については、諸説あるみたいです。
ちなみに拙作の裏設定では、亡くなった奥さんということにしています(字数が足りなくて出せませんでした)。
ありがとうございました。
06 こころを継ぐ者への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
ああ、ここで珠光さんから利休さんに繋がるのか>▽<
歴史や文化は様々な人の思いや努力が結ばれて、紡がれていくんだなあ。
とても良い読後感でした。面白かったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
利休さんの最初の茶器が、珠光茶碗だったことからの、このエンディングです^^;
また、わび茶ってどんな風に生まれて来たんだろうというのが、執筆のキッカケでしたので、その極致である利休さんには、何らかの形で出てもらおうと思っておりましたので。
お楽しみいただけたようで、何よりです♪
ありがとうございました!
05 悟りへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
朝倉の父ちゃん、応仁の乱の時代に活躍してたんですね……(無敵の宗滴じいちゃんが居たから、というのもあるでしょうが)
珠光さんが一休さん、骨皮さんとの縁で、答えに辿り着くのがすごく胸にきました。面白かったです。
作者からの返信
朝倉の父ちゃん、というか朝倉家のデビューがこの応仁の乱らしいんです。
主家の斯波家がアレなんで(笑)、おそらく現場で実務を仕切っていたのでしょう。
ここから越前をわが手に……という流れですが、一方で尾張の方で織田という家もブイブイ言い出しています(笑)
一休さん、骨川さんとの化学反応めいた感じで悟りへと至る流れ、苦心したところなので、お褒めいただいて嬉しいです^^;
ありがとうございました!
04 足軽大将、骨皮道賢の最期への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
南北朝時代に萌芽があったといえ、足軽が表舞台に立つのは応仁の乱。
骨皮さんは期せずして時代の最先端を切り拓いたのですね(T ^ T)
珠光さんはどうするのか、気になります。面白かったです。
作者からの返信
太田道灌が足軽戦法を開発・発展させたと言われていますが、実戦・実務面では骨皮道賢なんだろうなぁと思います。
応仁の乱という空前の大乱の中で咲いたあだ花、足軽大将・骨側道賢。
わび茶とは対極の生き様を示しましたが、珠光はそれを見て何とするのか……。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました!
03 乱の役者たちへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
道賢って骨皮さんかいΣ(・□・;)
なんとまあ。
応仁の乱は、当時の人もなぜこうなったかわからないし、今もなんでやねんな、合理的でない争いですからね。
もしも義政さんが、日本国文化を作るために取り行ったてんかいち、……暗黒武闘会だったと言われても、私は『そうかな、そうかも』と信じるぞ。
お寺も無関係ではいられないでしょうね。ハラハラします。
作者からの返信
道賢って、坊主っぽい名前だよな、というのがキッカケです(笑)
戦国の黎明のあだ花の足軽使い、トリックスター。
こういう人こそ、わび茶の珠光の対比になってくれると思いまして^^;
そして応仁の乱はホント、ワケワカメですよね。
某八王の乱みたいに……げふんげふん^^;
義政さん主催の暗黒武闘会、うん、ありえますね(オイ
どちらかというとバトルロワイア……いえ、何でもありません(笑)
さて、そんなハチャメチャが押し寄せてきそうな京。
たしかにお寺も巻き込まれそうですが、果たして。
ありがとうございました。
編集済
02 法名、珠光への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
そうか、この時期にはもうお茶は広まっているのか……。
一休さんは、その、参考にしてはいけない(^◇^;)
トンチ話がウソとしても、生き方が伝説になるくらいのお人やし。
少しずつ破滅へ転がる世界。珠光さん達はそんな彼に魅力されたのかも。面白かったです。
作者からの返信
鎌倉時代あたりから、「闘茶」とかいって、どの銘柄のお茶か当てさせるお茶が流行ったようです。
で、室町時代になると、庶民の間では「一服一銭のお茶」が広がって……という感じです^^;
一休さんはチート。
おっしゃるとおり、いろんな意味でまさに規格外なんで(笑)
将軍がくじ引きで選ばれて……その将軍も暗殺されて……とのでもない時代です。
一休さんの方がよほど安定して(?)見えたのかも^^;
ありがとうございました。
01 野狐禅(やこぜん)の怪僧への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
さあて今回は、誰の物語かと思いきや、まさかの一休さんΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
義満さんが無理難題でいじめるから、こんな破壊僧になっちゃって……(そのような事実はない
どのように描かれるのか楽しみです。面白かったです。
作者からの返信
一休さん、アニメのクリクリした小坊主を想像して、リアル(史実)一休さんを見てしまうと……(笑)
おそらく新右衛門さんが引退して、ストッパーがいなくなったから……(違
……そんなわけで一休さんが野狐禅してますが、怪しさ大爆発と思われてしまいました(笑)
果たしてどうなるのやら……^^;
ありがとうございました。
06 こころを継ぐ者への応援コメント
こころを継ぐ精神が道を切り開いていくんですね。
日本の伝統文化である茶道が今の世にも伝わることにも感慨を覚えつつ、味わい深く拝読させて頂きました。
作者からの返信
珠光という人は、こころを大事にしていたようで、そういう趣旨の文章を残しています。
一方で、利休は、茶を始める時に珠光茶碗を用いていたそうです。
珠光と利休、この二人は茶を共にしたわけではないので(世代がちがいますので)、ではこの二人をつなぐものはというと、やはりこころではないかと思い、このような話を書かせていただきました。
そしてそこから、茶道という道が、今の今までつづいてきたと思います。
最後まで拙作をご賞味いただき、恐縮です。
ありがとうございました。
06 こころを継ぐ者への応援コメント
拝読致しました。
あるがままを、あるがままに。
これほど、自然体という単語が似合いそうな人も居ないように感じます(・∀・)
そして最後の、己が愛した茶碗が期せずしてあの茫洋とした四谷軒様の千宗易さんに繋がるこの瞬間が、確かな絆を見たようで、ぐっときました。
ありがとうございました!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
珠光という人は、ホント、あまり資料が残っていないので、ほぼ想像で描きました^^;
でもわび茶の祖と言われる人なんで、おっしゃるとおり、「あるがままを、あるがままに」が着地点なんだろうなと思って、書いてました。
だから養子の宗珠がちがう茶をやっていてもニコニコしていたんだろうなぁ、と(笑)
ラストシーンは、実はこれだけは史実です(笑)
利休の初期のマイ茶碗は珠光茶碗だったそうなので、やっぱりここにつなげないとと思って書きました^^;
また、こういうリンクがあると面白いと思いまして(笑)
こちらころ、ありがとうございました!
06 こころを継ぐ者への応援コメント
前作とは違ったテイストで。
まるで、飲み物を希望したら、
コーヒーやお茶ではなく、
全てを包むような「出汁」を提供されて、
温まり、堪能した気分です。
作者からの返信
まずはレビューに感謝を。
何というか、この作品で言いたかったことが述べられているように感じました。
「わび」ってどういうことだろうと思って書いた話ですが、こういうことかもしれませんね^^;
ここからはコメントへの返信です。
そうですよね、いつもの私のテイストとはちがったお話になったかと思います。
でもこういう心理的な話も好きなもので……。
それを「出汁」とたとえていただいて、ありがたい限りです^^;
ありがとうございました!
06 こころを継ぐ者への応援コメント
>そのこころがそう命じているのなら、それもまた善よし。
私は、この一文が一番好きです。
畢竟、幸不幸とは、
自分の美意識を貫くことが出来たか否か、に掛かっていると思うので。
珠光茶碗が利休の手に渡るのも、
突き放したような言い方で恐縮ですが、
「それもまた善し」かと。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
わび茶というものは、こころから味わうものであると拙作では定義しておりますので、「こころから」が備わらないなら、やらない方がいいという感じで、「そのこころがそう命じているのなら」のセンテンスは書かせていただきました。
おっしゃるとおり、おのれの心がどうあるかが、茶のあり方や美意識のあり方に繋がる……という感じです^^;
珠光茶碗で利休が茶を始めたのは史実なので、こういうラストにさせていただきました。
……たしかに「それもまた善し」というところですね^^;
ありがとうございました。
06 こころを継ぐ者への応援コメント
養子である弟子に好きなようにさせるって凄いことですよね。
自分の足跡は残したいと思うのが人情。
でも、こころがそう思うことを重視すると形だけ真似てもだめでしょうけど。
そして、その方向性を受け継ぐ男が茶の湯を開花させる。
人の縁を感じさせられました。
作者からの返信
珠光がわび茶の方向に舵を切ったのは史実っぽいんですけど、珠光の養子の宗珠は名物・唐物の茶をやっていたそうです。
でもまあ、わび茶という性格上、受け継ぐことを強制しても意味ないなぁと割り切っていたのでは、と思ったのです。
そして利休。
この人の茶を始めた頃の茶器は、珠光茶碗だったと言われています。
この縁を使わせてもらおうと思い、ああいうラストにいたしました。
ありがとうございました。
また、近況ノートへのコメント、ありがとうございます。
というかそちらも表彰されてますよね^^;
そして実は新作ではなくストックの公開だったりします。
書いた時はテンション高かったストックです^^;
ではではノシ
06 こころを継ぐ者への応援コメント
完結お疲れさまでした。
こう繋がりましたか。詫び茶につながる、道具を通した思想の継承。
面白かったです。
作者からの返信
おかげさまで完結いたしました。
珠光の子、宗珠は京で名物の茶をやっていたみたいなのです。
で、その宗珠の弟子が武野紹鴎だったそうで……。
この武野紹鴎もまた、名物の茶をやっていて、じゃあどうやって利休へとつながっていったのか……というのを小説的に解決できないかと思ったのです。
ちなみに利休が茶を始めた頃に珠光茶碗を使っていたのは史実なので、やっぱり茶器つながりなのかなと考えて、こういうラストにいたしました^^;
ありがとうございました。
05 悟りへの応援コメント
拝読致しました。
身の丈にあった器で、己に沿う形での茶を。
赤褐色の青磁...字面で言えば不思議な色合いの下手物、そこから始める茶というのも面白い点に着目しましたね、珠光さん(^^;)
日常生活には必須ではない、されど憩いにも俗物が追い求める文化にもなりうる茶に、こころで飲む茶という解を持つ。
どのような結末に向かうのか、楽しみです(^^)
作者からの返信
この時代、名物や唐物といった茶碗が出回っていますが、それは大名とか公家とか、雲上人の話。
それへのアンチテーゼなのか、珠光の行く茶の道には、赤褐色の青磁があります。
では、名物や唐物で飲む茶とのちがいは、というのが一休の言いたかったことではないかと思います^^;
そして一休の問いかけに答えるかたちで悟りを得ます。
さえ、そのようにして得た悟りを――こころで飲む茶は、どのように次代へとつづいていくのか。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
06 こころを継ぐ者への応援コメント
完結お疲れ様でした。
四谷軒さまの文体って、歴史好きには本当に心地よいですよね。楽しく読ませてもらいました。
作者からの返信
ありがとうございます。
ずっと書きつづけて来たおかげで、多少は「らしい」文章を書けるようになったかなぁと思います^^;
ありがとうございました。
また、別件ですが、御作(エッセイ)へのコメントについて、追記・編集いたしましたので、ご覧いただければ幸いです。
ではではノシ
06 こころを継ぐ者への応援コメント
足軽の戦法を確立した道賢と、茶を確立した珠光と。
殺伐としたルールが支配する戦国の世のなかで、どうしてそれとは反対の印象が強い「茶」が盛んになり、確立されていったのか、ずっとふしぎに思っていたのですが、その関係が自然に描かれていたのが印象的でした。
味わい深い一篇でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
茶に「わび」というものを見出した茶人、珠光。
最初は、「わび」というものは、どうして出て来たんだろうと考えたことがキッカケでした。
特に茶において、どうして出て来たんだろうと考えたところ、わび茶の祖、珠光のことを綴ってみようと思ったのです。
で、その珠光と対になる存在があった方がわかりやすいということで、道賢に登場してもらいました。
これ以上ないほど俗であり、賊である道賢。
彼の生き様が、そして死に様が、珠光に痛烈に虚無を訴え……というのを思いつき、そこから遡行して、兄弟子だったという設定を思いつきました。
あとは一休さんのおかげで、「茶」への道筋をつけてもらえたと思います^^;
味わい深いというお言葉、痛み入ります。
こちらこそ、ありがとうございました。
06 こころを継ぐ者への応援コメント
おぉ!
やはり、分かる人にはわかるというのでしょうか。
こころが受け継がれていくということでしょうか。
「それもまたよし」の台詞がとても良かったです!
作者からの返信
わび茶は、わかる人がわかればいい、というスタンスがあったと思うのです。
であれば、珠光も自身のわび茶を受け継がせようという気持ちは薄かったのではないかと思ったのです。
「それもまたよし」は、その辺の珠光の心境を考えて書いた台詞なので、お褒めいただいて、とても嬉しいです!
ありがとうございました。
04 足軽大将、骨皮道賢の最期への応援コメント
拝読致しました。
因果応報といいますか、身から出た錆といいますか、道賢さん逝ってしまわれましたか。
逃げる時にまで茶器を懐に忍ばせるとは、この人なりに、茶に対する憧れがあったのかな? 教養としての茶の湯の萌芽といいましょうか、文化人としての象徴なのか。
そんな元・調子のいい兄弟子に対して、自分のペースで接し方を模索する珠光さん。
髑髏を持ち歩く師匠、自分を嵌めた軽率な兄弟子、僧兵に仕立てようとした元同僚、そんなせちがらい世界に生きる珠光さんが茶という分野でどんな世界を切り開いて行くのか?
楽しみにしています(^^)
作者からの返信
道賢さん、調子に乗り過ぎたところもありますが、やはり足軽という脅威の兵種を自在に操るところを危険視されました。
茶器を持って逃げるというのは史実ではありませんが(笑)、どうしても生きていたいという欲望――茶器を持っていたいという欲望を捨てられなかったという感じで、こうさせていただきました。
横死と言ってもいい死に方でしたが、珠光にとっては、響くものがあったようです。
一休と言い、道賢と言い、決してまともとはいえない、癖のある人たちに囲まれながら――果たして珠光はどのように茶への道を見出していくのか。
お楽しみいただけたら幸いです^^;
ありがとうございました。
04 足軽大将、骨皮道賢の最期への応援コメント
赤褐色の青磁、というのも珍しいと思いますが、
なんとも言えぬあじわいを感じたんでしょうね。
よく考えると「〇〇道」(茶、武士、等々)という言葉って、
このころから出てきているんですかね、あるいは「茶道」から。
あるとは思えないところに「道」を見つける。
とても画期的ですよね。
作者からの返信
いわゆる珠光茶碗という代物で、利休が茶を始めた頃、この茶碗でお茶をやっていたそうです。
「〇〇道」、たしかにそうですね。
このあたりから始まったのかもしれません。
単にお茶を飲むだけのところを、そこにやり方なり意味を見出し、そして「道」へとなす。
こういう発想というか、思いつきというか……よく出て来たなぁ、と思います^^;
ありがとうございました。
03 乱の役者たちへの応援コメント
拝読致しました。
一休さん、宗全さん相手にまるで気後れせず(;゚Д゚)
てか、そのお茶碗を手に取ってどうするつもりだったんだ(^^;)
そして兄弟子、道賢さん。
父親と言う庇護がなくなった珠光さんに変らぬ対応を見せて、おおただのタカリ兄弟子ではなかったか、と見直してからの……
このハッタリが、子孫のスネ夫に伝わったのかな(^.^;)
強烈なキャラクター達、面白かったです。
作者からの返信
一休さんは、こういうのが名物といわれる茶碗だぜ、と珠光に見せるつもりでやってきました(笑)
きっと、珠光が茶で大成すると見抜いたのでしょう。
道賢さん、悪人ではあるのですが、どこか憎めない奴……というキャラにしております。
でもやっぱり悪人で、珠光をだしにして、京へと上り、一旗揚げてます(笑)
ってスネ夫の先祖にされてる!?
まあ、ジャイアン(細川勝元)にすり寄ってるしなぁ(笑)
ありがとうございました。
04 足軽大将、骨皮道賢の最期への応援コメント
道賢さん、あっさりとお亡くなりに。
華々しいのも僅かな時間でしたね。
遺品を受け継ぎましたが、道賢の死にざまだけでも珠光に十分に影響を与えたように思います。
誤字報告です。
「そしてその場のの雰囲気」⇒「の」が衍字です
また、拙作にレビューありがとうございました。
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。
対応いたしました。
山名宗全が率いた大軍に囲まれ、しかも現場指揮は朝倉孝景ですから、さしもの骨皮道賢もかなわなかったのでしょう。
乱の時代に咲いたあだ花にふさわしい生き様であり、最期だと思います。
このあたりの無常感が、わび茶の祖に影響を与えたんじゃないかなぁと思い、道賢は珠光に近しい存在とさせていただきました。
ありがとうございました。
04 足軽大将、骨皮道賢の最期への応援コメント
余り物で始めるか・・・やはり寝覚めが悪い・・・
騒乱の中にあっても、自分の「美意識」を貫く人は、いるのですね。
そのような人の手を伝って、茶器が受け継がれるのが、良いなと思いました。
作者からの返信
朝倉孝景って、応仁の乱を舞台に、己の才覚でのし上がって来た下剋上の人で、悪人と(当時は)言われていました。
でも、そういう人こそ、わりとまともな感覚の持ち主だったんじゃないかと思って、こういう書き方にしました。
そしてそんな孝景だからこそ、珠光に茶器を渡すにふさわしいと思いまして^^;
ありがとうございました。
03 乱の役者たちへの応援コメント
骨道賢の前の、足軽相当の者は、
騎士物語に出てくる従者(郎党?)とうのような存在だったのですかねぇ
(わたし、その辺はよく知らないので…)
但し、足軽、という「クラス」が確立される、ということは、従者的身分からの脱却=下剋上の時代の幕明けですね。
珠光さんは、そんな時代を、どのような目で見ていたのか、
楽しみです。
作者からの返信
足軽という兵種を象徴する人物、骨皮道賢。
彼の登場の前は、どうでしょう、やっぱり従者とか郎党がそれに相当すると思います。
おそらく、そういう従者のみで編成した群れとしては、このあたりの時代が初出なのではないでしょうか。
そしておっしゃるとおり、足軽という「クラス」が認識され、身分的に下の者たちが合戦の主役になっていったのでしょう。
応仁の乱から始まる、戦国時代の夜明け。
それを象徴する兵種です。
そして道賢は時代の寵児として成り上がって行きますが、珠光はそれを、あるいはそれを通して、時代を雰囲気をどう感じていくのでしょうか……。
ありがとうございました。
02 法名、珠光への応援コメント
拝読致しました。
一銭で茶一杯。
意外に安い?
そんな印象です(^_^;)
道賢さんも、なかなか小狡い先輩という感じですね。
唐物に憧れるとは、インテリ気質を気取る感じか……
さて、どうやって茶の道に入るのか?楽しみです(^.^)
作者からの返信
一服一銭という茶屋は、ホントにあったみたいですけど、屋台の一杯飲み屋みたいな感じかもしれません^^;
道賢さんは結構、趣味人な面を持っておりまして、その趣味のためなら、いろいろとしでかしてしまう人です。
一方の珠光は、道賢をしょうがない人だなと思いつつ、彼についていきます。
そんな日常を過ごしている珠光ですが、忍び寄る乱世の気配にのせいか、彼もまた時代の流れの中へ……。
ありがとうございました。
03 乱の役者たちへの応援コメント
こちらも、あまり扱われない時代の話で、なかなか面白そうです。
この骨川道賢の名前を歴史の教科書で知ったときには「骨川スネ夫」って意外にあり得る名前なのかなとか思いました(笑)。漢字だと「骨川強夫」。
余談ですが「ハットリカンゾウ」とかも「父:服部仁蔵、兄:服部勘蔵、弟:服部新蔵」だと戦国時代の名前として全然違和感が無いという(笑)。
続きを楽しみにしております。
作者からの返信
もともとマイナー好きなんですよ^^;
だからこういう目立たない時代の話を書くのが好きなんです(笑)
骨川強夫、ジャイアンに勝てそうな名前ですね(笑)
ハットリくん、たしか霧隠じゃなくて雲隠というキャラが出てきたりと、名前的にも凄い作品でしたが、ハットリくんファミリーが何というか戦国でもOKな名前(笑)
やはり藤子不二雄のコンビは最強ですね^^;
ちなみに骨皮道賢の名を知ったのは、司馬遼太郎先生の「箱根の坂」です。
読んだ当時の私は、司馬先生が何か凄い名前を考えたなぁと感心したものですが、実在(?)の人物と知って愕然とした覚えがあります(笑)
ありがとうございました。
02 法名、珠光への応援コメント
この時期はまだ下剋上という感覚が庶民に広まる前でしょうかね。
だとしたら、道賢の感覚が一般的な気もしますね。
一休は色んな別格なので、ロールモデルにはならないですし、検校は狭い世界の特殊な業界ですから、
作者からの返信
くじ引きで将軍を選んだり、その将軍を大名が暗殺したりと、秩序の崩壊の序曲みたいな時代ですが、やっぱり、上は上、下は下、みたいな感覚が支配的だったと思います。
一休さんは規格外の存在だから(笑)、まあたしかに参考にはならないと思います。
検校は検校で、やはり秩序側の存在でしょうし、自由とはかけ離れている世界です。
果たして珠光は、そういう世の中で己の道を見出し、進んでいくことができるのでしょうか。
ありがとうございました。
01 野狐禅(やこぜん)の怪僧への応援コメント
拝読致しました。
あ、あの愛くるしいとんち小坊主が成長するとこうなってしまうのか(´Д⊂ヽ
魚と酒を喰らい、蓬髪ヒゲ面にして懐に髑髏。
リアル一休さんの悟りはどこを向いているのでしょうΣ(゚Д゚)
作者からの返信
アニメ一休さんを見て、あのイメージなんだろうなぁと思って史実の一休さんを見てみると……破戒僧のオッサンという衝撃の事実(笑)
いやまあらしいといえばらしいんだけどと思いつつ(笑)、リアル一休さん、悟りはどうなんでしょう、開いてはいるんでしょうけど……^^;
ありがとうございました。
編集済
01 野狐禅(やこぜん)の怪僧への応援コメント
非常識、ということは、
今までの常識にとらわれない、こと。
楽しみです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
一休禅師、型破りで知られる人物ですが、この人、悟りということにかけては真面目で、そのためなら不真面目なことをしてもかまわないと思っているのでは。
……根が真面目だからこそ、そうなってしまったのかもしれません^^;
ありがとうございました。
01 野狐禅(やこぜん)の怪僧への応援コメント
一休禅師の破天荒さは堂に入っていますね。
こんな人と出会ったら人生狂わされるだろうな。
作者からの返信
アニメ一休さんを見て育ったので、リアル一休さんを知った時はショックでした(笑)
破天荒であることが、悟りに繋がっているのが凄いけど^^;
たしかに人生航路を捻じ曲げられそう。
ありがとうございました。
06 こころを継ぐ者への応援コメント
私は表千家裏千家の違いも分からない人間ですが、茶の道もいろいろなんだなーということが分かりました。利休が現れる前ににも、様々に
茶の道を追求した人がいたんですね!
茶道って御作法ばかりという印象がありましたが、「こころを継ぐ」というのはとても素敵だと思います!
作者からの返信
私も家元とかそういうのよくわからないです(笑)
ただまあ、この国にわび茶というものが、どうやって出て来たんだろう……と考えていくうちに、頭の中に出て来たお話です^^;
珠光という人は「こころ」を大事にしていて、そういう趣旨の文章を残しています。
そしてそういう人の「こころ」を継いだ人として、利休を持って来れば面白いかな……と思ったのです^^;
そのあたりについて、「素敵」という言葉をいただき、まことにありがたく思います!
ありがとうございました。