嘘つきと、噓つきと、噓つきの、晩餐会(2/3)

「――贅沢すぎない? え? 何この食卓? いいの? 本当に食べていいの? やっぱり食べるなとか言われたら私、泣くよ?」


「素。誉れ高き百合園一族に相応しくないとご自分で仰った素が出てますよ茉奈お嬢様」


 僕がそんな注意をしたというのにも関わらず、僕の雇い主にしてここ百合園女学園第1寮の最高責任者でもある百合園茉奈は目をキラキラに輝かせながら、食卓のテーブルの上の料理をまじまじと見つめており、このまま黙っていたら勝手に食べてしまいそうな雰囲気を醸し出していた。


「フ。横で調理風景を観察をしていた私がドン引きしてしまうぐらいの熟練っぷりだったわ。ところで唯お姉様は下冷泉家本邸のお抱えの料理人とかに興味あったりしない? 今の雇われている倍の金額を積むけれど」


「今は寮母をやらせて頂いていますので、謹んでお断り致します」


「フ。予想通り笑顔で拒否された。ゾクゾクする」


 そう言いながらも下冷泉霧香はすまし汁を御椀に入れたり、白飯をよそったり、箸を配膳したりなどと自分から率先してお手伝いをしてくれていた。


 今日の調理は全て僕が担当したけれども、いつの日か下冷泉霧香と一緒に調理分担をするのも面白いのかもしれない。


「ほら、早く座ってくださいお嬢様。料理が冷めますよ」


「わぁ……! どれから食べようかなぁ……ではなく! では座らせて頂くとしよう。ところで、唯の髪型が変わっているようだがどうしたんだ? いや、凄く似合っているけれども随分と綺麗な髪紐だな。うん、よく似合っている」


 咳払いをして、いつもの男言葉による威厳たっぷりな百合園一族に相応しい喋り方(自称)をする彼女であるのだが、そんな彼女の興味は僕の髪型に移行したので、僕は何も考えずに事実を口にした。


「これですか? 先輩から頂いた髪紐です」


 僕がそれとなくそう言った瞬間、お嬢様は凍りついたように微動だしなくなり、その代わりにとでも言うように下冷泉霧香は「フ」と勝ち誇ったような笑い声を零した。


「……ふーん。……ふぅん……。……ふぅぅぅぅぅぅぅん……」


「あの、お嬢様? どうしてそんな目で僕を見るんです?」


「フ。あれは嫉妬よ。自分だけの従者に私がマーキングをしたものだから、ちょっと胸の中がモヤモヤしてるだけ。それはそれとして今の唯お姉様の髪型は好きよりの好きだから何とも言えないだけ。要するに髪紐をあげるという発想が湧いて出てこなかった自分に自己嫌悪してるだけ。かわいいわね」


「は? 全然違うが? 全く違うが? びっくりするぐらい違うが? 私はそんな事を全く思っていないが? 私の従者がまさか他の女から貰った髪紐を使っていたから拗ねるだとか有り得ないんだが?」


 そんな嫉妬の炎に燃えている瞳を向けられながら、そんな言い訳を聞かされたら、却って逆効果になるという事をこのポンコツお嬢様はどうして気づかないのだろうか。


 まぁ、それはそれとして確かに今の髪型は何だかんだ言って気に入ってしまったものだから、料理中なら毎日この紐を使って髪をまとめようと思ってはいたのだが、自分の雇い主があんなに不機嫌になるぐらいなら、髪紐をつけるタイミングは今後から気を付けるべきなのかもしれない。


 そう考えながらこの髪紐を僕にくれた下冷泉霧香に視線を向けると、ちょうど彼女と視線が交わり、彼女はニンマリとした薄ら笑いを浮かべていたので、僕はそんな彼女と軽く微笑み合う事にした。


「解せぬ。いつの間にやら唯と先輩が仲良くなっているのかが解せぬ。というかどうして仲良くなっているんだ。今日会ったばかりの人間だろう、その女」


「流石に厨房で一緒に行動を共にしたら何となくは分かりますよ。この人は普通に信頼してもいい変態雌豚先輩です。安心してください」


「唯は本当に信頼しているのか、それ……?」


 お嬢様の呟きはもっともなのかもしれないけれど、僕自身は下冷泉霧香を信頼してもいいのではないかと思い始めているのが実の所だ。


 ここでいう信頼とは、下冷泉霧香は僕の秘密……僕が女装している事に気づいているか、気づいていないかの件における信頼だ。


 結論から言えば、個人的には下冷泉霧香は僕の女装に気づいていない、と断言してもいいぐらいだけど……事実はまだ不明瞭だ。


 今の今まで、彼女がどっちなのかが分からなかったので、先ほどのキッチンの横に立たせて彼女の様子を伺いながら料理を行っていたのだが、彼女は僕に対してこれと言ったアクションを起こす事はついぞなかった。


 彼女は本当に女性同士として僕に慕ってくれているのではないか……そう判断してもいいぐらいに自然体であり、異性に対して見られるような遠慮というものが全くと言っていいほどになかった。


「フ。唯お姉様が私を妹だと認めてくれて嬉しい」


「こんな妹は願い下げです。そもそも僕よりも年上ですよね下冷泉先輩。だとしてもこんな姉は僕には願い下げですが」


「フ。女に年齢の話は止めて。女はいつだって夢を見たいの。唯お姉様よりも1歳下になりたいの」


「そうですか。なら、さっさと人生やり直してください」


「フ。まさか遠回しに死ねと言われるだなんて……こんなのとっても興奮するじゃないの……!」


「という訳で下冷泉霧香は肉体的には無害な変態です。精神的には有害なのが玉に瑕ですが」


「……どういう訳だ……?」


「フ。唯お姉様に警戒されて私は悲しいけれど、それはそれとしてドMだから嬉しいという訳」


「……本当に、どういう訳……?」


 困惑に困惑を重ねたような表情を浮かべながら「訳分かんなくて胃が痛くなってきた」と本当に苦しそうな声をお出しになられたので、この事についてはそろそろ言及するのを止める事にした。


「まぁ、長話になりますからそろそろこの辺で終わらせましょう。ほら、お嬢様も早く座ってください」


 そうこうしているうちに僕たち3人は長方形のテーブルに座る事になったのだが……どうした事か、僕の真横の左側に下冷泉霧香が、その反対側にお嬢様がさも当然という表情を浮かべながら、当たり前のように僕を挟むように座ってきたのであった。


「……あの? 反対側のテーブル空いてますよ? そっち側に座りません?」


「フ。茉奈さんが行けばいいわ」


「先輩が向こうに行けばいいだけの話だろう」


「僕の作ったご飯の前で喧嘩するとかいい度胸してますね、お二方」


 もうこれ以上言及するのは止めておこう。

 言及したところで僕が疲れるだけだし、時間が浪費するだけなので本当に意味がないのは想像に難くないし、逆に僕が向こう側に避難したところで彼女たちも僕の隣に座るだろうから逃げても無駄なのは考えなくても分かる事だ。


 そもそも出来立てほやほやの料理をこれ以上冷ますのは作り手である僕にとっても我慢ならない事であった。


「さて、それじゃ……」


 そんな合図を僕が発しただけで、美人なお嬢様2人は静かに、そして優雅に両の手を合わせると、打ち合わせをした訳でもないのにお決まりの言葉を全く同じタイミングで口にした。


「頂きます」

「頂きます」

「頂きます」


 僕たちは全く同じのタイミングで箸を掴み、各々が食べたいおかずに箸を伸ばす様子を見守っていると、やはりというべきかお嬢様が先に春キャベツの肉巻きを箸でつまんでは、白飯が盛られた御椀の上まで持っていくと、そのままお嬢様ご自身の口に運んでは盛大にかぶりついた。


「……うまっ……うわぁ、春キャベツ特有の甘さと柔らかさがクセになる美味しさ……! 周囲を巻いている豚バラを噛んだ瞬間に溢れ出る熱い肉汁と春キャベツのしゃきしゃきとした食感が……! うわぁ、うわぁ、うわぁ……!」


 誉れ高き百合園一族の喋り方を忘れて語彙力が皆無になられたお嬢様の様子から顧みるに、どうやら僕の作った庶民の味はお嬢様の舌にあったらしい。


 これでひとまずの仕事はこなせたかと安堵の感情を覚えた僕は左側に座っている下冷泉霧香の様子を伺う事にした。


 やはりというべきか、下冷泉家に高等教育を施されたおかげか彼女の食事風景は茉奈お嬢様と同じく絵になるように優雅であり、洗練されていた。


 茉奈お嬢様は子供のようにはしゃぎながら食べているけれども、それでも見ていて不快にならない程度……いや、そんな感情なんて思い起こさせないぐらいに食事のマナーがしっかりとしており、茉奈お嬢様もまた百合園家によって高度な教育を叩きこまれたのであろう事は食事をしているだけでも分かる。


「フ。美味」


 いつものような薄ら笑みを浮かべながら、食事用の小皿に春キャベツの回鍋肉をまるでSNS映えでも狙っているのかと言わんばかりに綺麗に盛り付けた下冷泉霧香は見ていて溜息が出てしまいそうなほどに洗練された優美な食べ方で食し、その後に白飯を数回食しては、すまし汁で流し込んだ。


 俗に言うところの三角食べであり、何回も食器を置いたり持ったりするので普通であれば何かしらの物音が発される筈なのだろうけれど、彼女からそんな物音が経つ事はなかったのであった。


「……フ。このすまし汁は大変に私好み。和食作りにおいてなら唯お姉様に勝てると思っていたけれど、どうやらその言葉を撤回した方がいい気がしてくるレベルに美味しい。意外と本格的に出汁から作るのね、びっくり」


「あ、それ分かるー! ……ではなく。それに関しては私も同意見だ」


「茉奈さん。良かったら私が茉奈さんの小皿に回鍋肉を盛り付けてやらないでもないけれど、どうかしら」


「それはありがたい。なら、私はこの肉巻きをよそってやろうじゃないか」


 普段であれば犬猿の仲の2人であるのだが、いざ食事の場となると場を弁えるというべきか、あるいはそういう事をしてはならないと教えられている為か、彼女たちは互いに罵り合うだとかそんな真似をしでかす事はなかったので、彼女と一緒に食事をしている身としても作った身としても大変にありがたい。


 折角美味しい料理を作ったというのに、僕を挟んでの大喧嘩を勃発させないだけでも彼女たちは充分に常識的なのであった。


「んー! この回鍋肉も美味しー! ピリ辛風味なのがご飯によく合う!」


「あっつぅ⁉ ……フ。肉汁でやけどしただけ。えぇ、それだけ。何も心配いらないからそんな意地悪な笑顔でこちらを見ないで唯お姉様。意外と猫舌なのよ私」


「うわ意外、先輩って猫舌なんだ。舌を冷やす麦茶でも注いであげよっか?」


「フ。茉奈さんは優しいのね、遠慮なく頂くわ」


「あ、僕も水のお代わりをお願いします」


 同じ釜の飯を食って何とやらと言うけれども、そう言えば小学校や中学校の時に席替えをしてまだぎこちない間柄であった隣人でも、一緒に給食を食べて会話をしていたら何時の間にか仲良くなった記憶がある。


 そういう意味合いでも食事というものは実に不思議なものだと思いながら、僕は自分で作った肉巻きを頬張った。


「……ん、美味しい」


 今日の肉巻きは久々に作ったけれども、やはり季節のお野菜をこうして食べると春の到来をまじまじと感じられて個人的にはとても嬉しい。

 

 だが、いくら安かったからと言えども、春キャベツと豚肉がメインにしてしまった訳だけど、今日はおかずが少なかったなと自己反省。

 

 明日は最低でもおかずは4品ぐらいは作るのがベターなのかもしれないなと思いながらも春キャベツの回鍋肉も口の中に入れてみた訳なのだけど……茉奈お嬢様が言うように白いご飯が進んでしまうような濃い味付けであったが、全体的に見てみれば生野菜の食品が少なかったのでそこのところも自己反省。


 今度からは簡単に出来るようなサラダのようなモノでも用意しておくかと思いながらも、僕たちはどんどん食卓の上に並んだ食材を食べ進めていき、ついにはその全てを平らげてしまったのであった。


「……ちょっと量が少なすぎましたかね?」


「フ。私個人としては充分満足……と言いたいところだけど、茉奈さんは満足じゃなさそうみたいね」


 いつものような薄ら笑みを浮かべながら、そんな事を口にしてみせる下冷泉霧香だが彼女の言う通り、一番食べる量が多かったのは僕の雇い主であるお嬢様であり、何なら下冷泉霧香が比較的スローペースに食べていた所為で、ハイペースにもぐもぐと食べ進めるお嬢様の所為で一番食べる量が少なかったまである。


 だがしかし、そんな事にも気が付いていない僕のお嬢様はとても幸せそうな笑みを浮かべながら食後の余韻に浸っていたものだから、やはりここでの食事は作りすぎが一番良い結果になるのかもしれない……残りすぎるのも困りものだけど。


「さて、それでは作っておいたデザートでも用意するといたしましょうか」


「え? デザート⁉ やったー! ……ではなく、ほぅ、デザートも作っていたのか。素晴らしい働きぶりだ。ボーナス給与を与えよう」


 デザートを作っただけでボーナスが貰えるだなんて余りにも緩すぎる労働環境だなぁと思いつつも、僕は椅子から立ち上がって冷蔵庫の前に立っては、夕食を作る前に作っておいた――下冷泉霧香が僕の調理風景を観察する前に作り上げた――デザートを取り出した。


「…………」


 珍しい事に、あの下冷泉霧香の眉がぴくりと動いた。


 予め彼女が何かしらの反応を示すだろうと知っていなければ見逃してしまうような余りにも些細すぎる変化ではあったけれども、僕が取り出したデザートを目の当たりにした彼女は確かに、全くわざとらしくなく、虚を突かれたように反応した。


「それで唯。今日はどんなデザートを作ったんだ?」


「えぇ、お嬢様。今日の僕が作ったデザートは……です」


 ティラミス。

 それはイタリア語で『私を元気にして』という意味を持ち。

 下冷泉霧香にとっては『』という意味を持つデザートであった。


 業務用スーパーでの買い物終わりで下冷泉霧香と一緒に食べたティラミスは商品であったけれども、このティラミスは正真正銘、僕が一から最後まで作り上げた自家製ティラミスである。


「凄いな。ティラミスって1日で出来るものなのか?」


「材料さえ揃っていれば比較的簡単です。と言っても他のスーパーで追加購入させて頂きましたが」


「……どうしてそんな事をわざわざ?」


 驚きかあるいは興味からか目をまんまるにしてはティラミスを覗き込む茉奈お嬢様と対照的に、下冷泉霧香はティラミスではなく僕の瞳を見ながら問うていた。


 詰問される雰囲気でも、理解できないという雰囲気でもなく、かといって困惑極まりないという雰囲気でもない彼女は……本当に物静かな雰囲気でそんな疑問を口にしていたのだ。


「あれ? もしかしてご自分の発言をお忘れになられたんですか?」


「発言?」


「今日の夕食のデザートにティラミスを作ってくれると嬉しい……そう言ったのは下冷泉先輩じゃないですか。だから頑張ってティラミスを作ったのに、ひどいなぁ」


 これは僕自身の感想になるのだが、下冷泉霧香は慌てているような気がしてならかった。


 というのも、彼女はいつもいつも話す前には「フ」だなんていう薄ら笑いを発してから言葉を発するというのに、今の彼女にはそんな笑い声をあげていなかったからだ。


 もちろん、そうやって笑うのが『下冷泉霧香が意識的に作っているキャラ』の特徴であればの話であるという注意書きがあるけれども……それでも僕の解釈はさほど間違っていないような気がしなかった。


「……確かに言ったわね。あの話に感動したのならティラミスを作ってほしいって」


 観念したかのように、あるいは困ったかのようにそんな言葉を口にしてみせた下冷泉霧香にはいつも僕たちに見せていたような無敵そうな雰囲気が弱々しく感じられた。


「困った。これじゃいつまで経っても唯お姉様に下手なワガママが言えない気がしてきた」


 そんな彼女の目の前に自家製のティラミスが入ったカップとスプーンを用意する訳なのだけど、当然、用意するこちらとしても大変に胸がバクバクと脈動しており、冗談抜きで心臓が破裂してしまいそうなほどに動き回っていて、緊張と痛みが襲い掛かっているというのに、頭だけはやけに冴えていて、本当に変な気分になる。


「……フ。どうしたの、唯お姉様? そんなにカチコチに緊張して。見ているこっちが興奮してしまいそう」


 そして、そんな僕に対して下冷泉霧香はすぐさまいつもの様子に戻り、見慣れてしまった薄ら笑いを浮かべては性的な冗談を用いてきた。


「緊張するに決まっているじゃないですか。このティラミスはついさっきレシピと睨めっこしながら産まれて初めて作った料理なんですから。美味しくないと言われたらどうしようかなと思うとどうしても緊張して」


「フ。道理。確かに私も慣れない役で劇場に立つときは初めて演技をした時のように緊張する。それにしても、やっぱり唯お姉様は料理のセンスがあるのね。?」


 ――動揺するな。

 

 ここは文字通りに受け止めて、彼女の言葉の裏に気づいたフリをしてはならない。

 裏なんて最初からないのかもしれないけれど、文字通り、生まれて初めて作ったと思えないティラミスを褒めてくれたのだと考えろ。


 深呼吸をしないように、深呼吸をして。

 ひきつった笑みにならないように、女性らしい笑みを浮かべて。

 僕は女性として、彼女の言うところの唯お姉様としてのキャラクターを守る事だけを考えろ。


 お嬢様の言葉を借りる訳じゃないけれども、胃が本当に痛い。

 だけど、この難所さえ乗り切れば、これからの女子寮生活は安泰でしかない。


 危険だという事は重々分かっている。

 危険すぎる賭けというのも本当に分かり尽くしているつもりだ。


 だからこそ、この難所を嘘で乗り切ることさえ出来れば、それでいい。


 今、この瞬間で、下冷泉霧香が『昔の初恋の男の子である僕』と『今目の前にいる女性としての僕』を結び付けているのか、いないのかを見極める――!


「さぁ、どうぞ召し上がってください下冷泉先輩?」


 わざわざ女装をしてお嬢様学園に忍び込むような噓つき人間で捻くれ者である僕と、噓つき合戦をしようじゃないか、下冷泉霧香……!

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