第14話 僕の世界の色

柔らかな陽射しを感じて目覚めると

僕の指が

きみの髪に触れていた


そっと

まだ眠っているきみの髪を撫でて


そっと

きみの頬に触れてみた



それだけで

僕の心が

じわりと温まる




ああ

いつの間にか

僕の世界の色が変わっていて


こんなにも

優しい色になっていたんだね



きみが

そばにいてくれるだけで




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