爽やかなジャスミンティーの香りが届くような潮騒物語です。

ただ、真面目に一生懸命やってただけなのに。
ただ、色んな事を守りたかっただけなのに、結局全部無くなっちゃった。
訳が分からなくなって、ただ悲しく悔しくて涙が止まらない。
(文中から一部引用)

でも、潮騒の中で飲むジャスミンティーが彼女の心を開かせていく。切ないけど、素敵な光景が思い浮かびます。
最後を迎えて――――
現実にはあり得ない……。いや、あってもいい。いや、違う。あったほうが良い。そんなエンディングでした。とても、心地よい話でした。ありがとうございました。勝手に色々と真っ白なキャンバスを汚してごめんなさい。思わず、コメントを残していました。