答え合わせへの応援コメント
現実とは少々違う、「僕」の目に写る光景が、丁寧に描写されることで、リアルとは違う世界に、すっと引き込まれるようでした。その細やかな描写は、「僕」と孝子の生活にも及んでいて、こつこつと丁寧な描写を積み上げることで、空気感は立ち上がるものなのだと、あらためて感じました。ハッピーエンドといっていいのかもしれませんが、タイトルにもなっている「次の『答え合わせ』のときに」という一文が、物語が終わった後になお、読み手にひっかかりを残しているように感じました。すみません、いろいろ自分なりの空想(妄想?)を広げてしまうのが、私の読み方でして。そんなふうに読める作品はとてもおもしろいです。「きみと息をしたくなる」の直後にこちらを読ませていただいたので、ベッドに横たわる類似のシーンに、ぐっときたり。別の作品なのだから関係ないのでしょうけれど。また、長文になってしまいました。ありがとうございました。
作者からの返信
@sakamonoさん
「空想を広げて」もらえることは、作品の至上の幸せだと思います。そしてそれを伝えて頂くと嬉しい。でも、実のところ空想に対してどう返信するのかって迷います。だから、十分な応えが出来ていないかも知れません、これまでも。それでも、私は勝手にすごく喜んでいます。
「次の『答え合わせ』〜」のところは、裁断する感じで終わらせました。物語の終わりの「感じ」って書いているとあると思うんですが、今回は「ちゃんちゃん」となるより前に切っています。それが「引っ掛かり」という効果になっているのは、なるほどと思いました。
読んで頂きありがとうございます。
真花
答え合わせへの応援コメント
最後の一文がとてもいいですね!
【次の答え合わせのときに達成するかどうかは分からない。分からなくてもいい。】
って結びは、とてもいいですね。すごく好きです、この感じ。
作者からの返信
ハヤシダノリカズさん
ありがとうございます。
気に入っている一文なので、好きと言って頂いて嬉しいです。
読んで頂きありがとうございます。
真花