第7話 同じ瞳を持つ人

前世の影響で、老年に半身浴してるくらいの男の人が好きだ。


何しろ、人間は長く生きるほどに、その内面が顔に滲みだしてしまう。

穏やかで、澄んだ目をしていて、笑いじわがあって背筋が伸びている男性なんか、特に素敵だ。

そんな人を見ると、無条件に信頼できるのではと期待して身体が勝手にニコニコと笑いだしてしまう。


「あ、ユレイアが笑いましたよ」


今世の実の祖父がまさにそんな感じだったので、私は大いに困っていた。

このままでは生後半年で枯れ専としての道を歩んでしまう。


「いい天気ですね、ユレイア」


庭はこの頃春の盛りだ。

枝いっぱいに白い花をつけた木が、白い洒落た屋敷の玄関にほろほろと花弁を落とし、石畳の小道のわきには細かな花が青い絨毯のようになって広がっている。

異世界の花だから、私が知っているものとは種類が違うだろうが、クリーム色の春薔薇によく似た茂みからは甘い香りが漂っている。

暖かな春の日差しの中、近くのベンチに毛布にくるまれて座っていると、なんとも心が和んでたまらなかった。


「今日から少し遠くへお出かけですよ。アウローラの国王陛下がいらっしゃる王都オーブから、私たちのトーラス子爵領へ帰るんです。社交シーズンは冬と春ですからね。これから領地に帰って、白麦の収穫や、羊の毛刈り大会を管理しなくてはなりません」


めでたく視力という最高の探知機を手に入れた私の前には、緑の瞳に茶色い髪をした、何とも穏やかそうなおじいさんの微笑みがある。

膝に乗せられた私は、赤ん坊にすら楽しそうに国の事情を語る祖父に対してニコニコするのが堪えられなかった。


「ユレイアは、トーラス子爵領は初めてでしょう。首都屋敷もよいものですが、領主屋敷がやはり好きですね。眺めがよくて。トーラス子爵領は美しい所ですよ。夏は広い緑の丘に、こげ茶の羊が群れをなしていて、収穫期には白麦とヒラタ麦の畑が風に波打って、まるで大きな黄金色の湖のようなんです」


どうやらこの国の貴族は、首都と領地の両方に屋敷があるようだ。

この子爵一家も、他の貴族と同じように、この洒落たかわいらしい屋敷以外にもうひとつ屋敷を持って、半年ごとに移動しているらしい。

会社の偉い役員が、本社と支店を行き来するようなものだろうか。


「ああ、ほら準備ができたみたいです」


くるりと膝の上で身体の向きを変えられ、私は陽ざしのまぶしさにまばたきした。

柔らかな白い光の中、門の前にひらけた小さな広場に、屋根のある馬車が二台と、荷馬車が二台停まっているのが茶色く浮かび上がっていた。

周囲を往来している人は、まるで大きなリンゴを運ぼうとしている野ネズミのようだ。


見たことがある侍女のおばさんが指示を出し、見たことのない飾り気のない服を着た青年達が、屋敷から馬車へとせっせと荷物を運びこんでいる。


花びらが紙吹雪のように落ちかかる玄関から、銀の髪をうなじで一本にくくった気品のある男性が、大きな荷物を肩に乗せて歩いてきた。お父様だ。

彼は、誰よりもしっかりした足取りで荷物を荷馬車へ積み込むと、青年達の肩を叩いてしきりに恐縮されながら、こちらへ歩いてきた。


「あれ、泣き虫姫がご機嫌ですね。今日はいい日だ」

「ユレイア、お父様が来ましたよ」


お祖父さまに言われて、私はきゅっと口をつぐむ。


「お疲れ様、ランドルフ君」

「なんてことないですとも、お義父様。ユレイアを見ていてくださってありがとうございます。馬車の準備ができましたよ。この子は僕が馬車まで連れて行ってもいいですか」

「ああ、ありがとうございます」


授業参観に来たらクラス中の子供たちから注目されそうな今世の私の父親は、きらきらした微笑みで手をのばし、


「ほーら、ユレイア。お出かけだよー」


そう言って我が子を抱き上げたので、当然私は号泣した。


「あちゃあ……やっぱり泣いた……」

「おかしいですね、さっきまでご機嫌だったのですが」

「汗臭かったですかねえ。参ったな」

「じゃあ汗を拭かれる間は預かりましょうね」


困った顔をしてお祖父様がもう一度私を受け取ったので、ぴたりと涙はひっこんだ。

よかった、と汗を拭いたお父様が改めて私を抱き上げたので、また号泣する。


「どうして……どうしてなんだユレイア……泣き虫姫さんめ。ただお腹が減ってるだけだと言ってくれ……」


しょぼしょぼとうなだれるお父様に、ちょっと悪かったかなと罪悪感が胸を刺す。

いくら前世の死因が、父親に殴られて階段から転落死だからとはいえ……と思いさしたところで、いや結構なものだわ、と思い直して改めて泣いた。

ああ、とお父様が悲しそうにため息をつく。


「おや、ユレイア。社交界で引く手あまたの銀麗の騎士団長をもてあそぶなんて、将来有望ですね」


改めて私を受け取りつつ、お祖父様が面白そうに私の頬をぷにぷにとつつく。


「いえもうそのあだ名は忘れていただいて、お義父様……その説は本当に……今はすっかり足を洗いましたので」

「ああ、すみません。悪い冗談でした、知っていますよ」


その時、ちょっと慌てたようなお祖父様の声にかぶせて、馬車の近くから「あなた達!」としゃんと芯の通った女性の声がして二人は顔をあげた。

赤毛のきりっとした老女。つまり私のお祖母様は、簡素だけれど大きな緑宝石のブローチをつけたドレスをさばいて、しゃんと背筋を伸ばして歩いてくる。

さっきまで荷運びの支持を出していた侍女のおばさんは、しずしずと彼女の傍で荷物を持って付き従っていた。


「どうだった、今回の護衛達は大丈夫そうかしらね」

「ええ。おおむねはただの気のいい騎士見習いですよ。叙爵用の銀鎧も安くないですからね。毎日移動してくれたら、すぐに鎧が買えるのにって笑ってましたよ」

「そうかい。まあなんであれ油断はできやしませんけれど、あなたの人を見る目は確かですからね」


お父様が、ちょっと緊張した面持ちで背筋を伸ばして笑う。

お祖母様は、私を抱き上げたままのお祖父様に気が付くと「ユレイア、馬車はこっちだよ」と告げて私を抱き上げた。


前世では早いうちに祖母は亡くなっていたので、私としては、好きとも嫌いとも決めかねる。普段はそうそう泣かない相手だが、祖父と引き離されるのは嫌だった。

号泣、とまではいかないが、弱い泣き声でべそをかいたが、残念ながらお祖母様は一切気にしなかった。


「そうかい、ユレイア。泣きたい時にお泣けるのはいいことだよ。好きなだけお泣き、受けて立つよ。……ほら、もう出発しますよ」


こういう対応をされると、このお祖母様には少し泣きづらい。

お祖父様とお父様も立ち上がり、馬の方へ歩いていく。

結局、お祖母様はメトロノームのように正確な足取りで進んでいくと、私を連れて馬車へ乗り込んだ。


  *



トーラス子爵領は、主要街道を三日西へ進んで、枝分かれした道を北に一日進むと着くのだそうだ。

そこそこの長旅ではあるのだが、基本的にゆりかごの中か、誰かに抱き上げられているだけの私には大した疲れはない。

基本的に、馬車の中には私と姉と兄、祖母と侍女だけがいる。

お祖父様とお母様は馬車に乗り、お父様だけは馬で周囲を警戒しながら一緒に並走する形のようだった。


「見て見て、ロビン! また街道沿いに大きな市が立っているわ!」

「おねえさま、せきをたったらだめです」

「あっ、あの馬車を見てよ、ロビン! 六頭立てだわ!」

「おねえさま、みをのりだしたらあぶないです」

「騎士がいるわーー! 知ってる? ただの衛兵と騎士はね、マントがちがうのよ! 『主家のもんしょー」ってやつがついているの、ほらロビンもみてみて!」

「おねえさまぁ、おちますよ、ヴィクトリアおねえさまぁ!」

「ヴェーテス男爵家! マルガリタ子爵家! あ、すごいわカリビス伯爵家までいる!」


車好きの子供が、猛烈に車種を言い当てるようなはしゃぎ方をしている姉の声と、舌ったらずのまま半べそをかいている小さな兄の声が馬車の中でにぎやかに響く。

もう三日も馬車旅を続けているのに、疲れた様子も飽きた様子もない。


壮年の侍女シーラが、時折「ヴィクトリアお嬢様、お座りくださいませ」と声をかけるけれど、一緒に乗っているお祖母様は「誰も見てやしませんよ」とカラカラ楽しそうに笑っている。


馬車の中は、出発して以来ずっとにぎやかだ。

ゆりかごに寝かせられているから、私は馬車の天井や、窓からのぞく青空ばかりが見えるけれど、青い草の匂いがする風が吹き込んでくるのが心地よかった。

それに、色とりどりの妖精が、入れ代わり立ち代わり私のゆりかごに腰掛けては、楽しそうに手を振ってくれるので、同じ景色ばかりで退屈するということもない。


「ねえ、そろそろお昼の時間かしら! 私、この市で食べたいわ!」

「もともとその予定ですよ。今の時期は、貴族の領地帰りでどこの市も良い商人が店を出してるし、それなりに情報が集まりますからね」

「やったぁ! お肉あるかしら、お肉!」

「おばあさま、じょうほうって?」

「おやロビンハートは情報戦が好きかい。じゃあ、ちょっと早いけどお祖母様がいろいろと教えてやりましょうかね」

「大奥様、それは少々早すぎます」

「いいじゃないか、ロビンは賢いからね。案外するっと覚えるかも知れないよ」

「ぼく、おぼえたいです」

「よしよし、ロビンやいいことだ。情報は、槍にも盾にも毒にもなるし、新しいか古いかですぐに質が変わって面白いんですよ。まずは、相手に警戒されずに口を滑らせる方法から……」

「大奥様、それは少々早すぎます」


私も、舌ったらずな幼い少年が、純粋なふりをして情報を集めていたら嫌だ。

ただでさえ、兄という存在が苦手なのだ。せめてもう少し子供らしく純粋であってほしい。


──いや、待って。むしろ彼より私の方が不気味ね……?


そう思った瞬間、ふいにすとんと自分の中に、不思議な納得が浮き上がった。


私は、自分を不気味だと思っているのだ。


本当は、もうとっくに、今世の家族がよい人なのはわかっている。

生まれて来た子供を愛してくれていることも、肌で感じている。


ただ、私は、妖精が見えて前世の記憶がある私自身が異常だということを、誰よりもわかっている。

それこそが、疑う余地のない愛情が、湯気の立つスープのように皿に注がれたとしても、口をつぐんでスプーンも持てずにいられる理由なのだろう。


この真相が知られた時に、怯えた顔をされるくらいならば、最初からなかったことにしていた方が、まだしも心の傷が浅いのだから。

勿論、こんなことを考えている自分が良い状態だとはとても思えないけれど、ではだからと言って、急ごしらえで明るく前向きになることも、また無理なのだ。


賑やかな声を聴きながら、ぐっと口をつぐんでいる私の耳に「お父様ぁ!」とはしゃぐお姉様の声が聞こえた。

それと同時に、穏やかな蹄の並足が近づいてくるのが聞こえる。


「やあおてんば姫、いい子だから座っててくれ。お父様の心臓のために。ほーら、手をひっこめる。お膝に乗せる。上手にできるかー?」

「おとうさま、ぼくがんばってます。おねえさま、みてます」

「いいこだロビンハート。頼んだぞ」

「大丈夫よ、私ってば、いつもいい子だわ!」


結果はともかくとして、お返事だけはいつもいいお姉様の声にかぶせて、お祖母様が少し硬い声で聞いた。


「どうしたんだい、ランドルフ。何かあったんですかね」

「ええ、お義母様。いや、マリアンネが……今日、ここに寄るのは辞めた方がいいと。今日は馬車で昼食をとって、早めにトーラス子爵領の宿場町で休みます」


ええー! とお姉様が抗議の声をあげたが、お祖母様はすぐに納得したようだった。


「なるほどねぇ……。まあ、マリーがそう言うなら、私もそれがいいと思いますよ。ここは領地境だ、何かをしでかしたいなら都合が良いでしょうよ」

「お義母様から見て、どうですか?」

「私じゃあわからないね。つまり、本当に大したことが無いか、かなり上手く隠してるってことさ」

「なるほど……」


大人の会話に置いて行かれて、お姉様とお兄様が口々に何の話か聞いているけれど、お父様とお祖母様は、結局はぐらかして教えてはくれなかった。

私も、話を聞いているだけでは何があったかはわからない。


おそらく、お母様が何かの危機を察知して、その場でそれを伝えたのだろう。

だが、ただ馬車に乗っているだけで、そんな情報が入ってくるものなのだろうか?


市場に降りるのを楽しみにしていたお姉様がふくれっ面をしてしまったので、お父様は慌ててトーラス子爵領に入ったら、馬で共乗りをさせてあげる約束を取り付けた。

ちょっと不満そうに「わかったわ」と引き下がったお姉様だったけれど、その不機嫌も長くは続かない。

領地境だ、という話は本当だったらしく、しばらくしたら周囲から歓声に近い声がちらほらと上がるようになったからだ。


「領主様ご一家のお戻りだ! ああ、お帰りなさい!」

「マリアンネ様、ようこそお戻りくださいました!」

「お疲れ様でした、よく帰ってきてくださいました!」


私の角度からは見えなかったが、どうやらお祖母様が手を振るたびに、街道沿いに居たらしい領民から歓喜の声があがっているようだ。

お姉様は、大喜びで身を乗り出さんばかりに手を振っているらしく、和やかで暖かな笑い声と共に「ヴィクトリア様」という声がいくつも聞こえてきていた。

警戒する小動物のような声で「ええ……」と抵抗していたお兄様も、どうやら侍女に説得されて手を振ったようだ。

やはり暖かな歓声と共に「ロビンハート様」と名前を呼ばれていた。


「おばあさま、ユレイアも、みんなにみせてあげたいです」


温かい反応が嬉しかったのか、お兄様がそう言うと私のゆりかごを覗き込んだ。

急に現れた兄という脅威に、びくっとして泣きそうになったが、何とかこらえる。

私が不気味な存在であるということも、私が「兄」が苦手なことも、この子供には何の関係もないのだから。


「いい考えだわ。せっかくトーラス子爵領に入るのに、見られないのはユレイアがかわいそうですものね」


お祖母様は頷き、私はゆりかごから抱き上げられて、馬車の窓を覗き見た。

緑の画用紙を切り取ったようなくっきりとした草原に、ばらばらと鈍い色の石を撒いたかのように、農民たちがまばらに立っている。


「うわあ、可愛い!」

「お生まれになっていたのか!」

「お元気そうでよかったわねえ」


私の顔を見るなり、農民たちは顔中で笑って手を振った。

陽気な歓迎の声が、おさえがたい口笛になって、ひゅう、ひゅうとあたりに飛び交って、まるで朝の小鳥が鳴き交わすようだ。


「ほら、みてください、ユレイア。あっちにおかあさまがいるんですよ」


幼い少年が、オモチャみたいに小さな手で、もっとふくふくと小さい私の手をきゅっと握った。

泣き出しそうな衝動と、この子は何も悪くないんだという理性を必死に戦わせながら、言われた通りに少し首を傾ける。


晴天の下、むせかえる土ぼこりの中で、雑草の生えた街道を小さな馬車が揺れながら進んでいた。


そう遠くはない位置で前を走る馬車の窓から、お母様の緑の指輪をはめた白い手がすうっと伸びて領民に手を振っている。

その腕の近くには、何匹もの妖精がふわふわと漂っては、飼い猫が粘りつくように指先へなついていた。


ふいに、妖精の一匹がくるりとこちらを向いて、イーッと歯をむきだし、顔の近くで両指をわさわさと動かした。

妖精が気まぐれなことをされた事はあっても、敵意を向けられたことはない。


驚きのあまり、思わず泣きそうな顔をしたら、急に妖精は慌てた顔をして私のところに飛んできた。

なんだかやたらと怒った顔で口をへの字に曲げて、何度も宙返りしながら今来たばかりの道へ指をさす。

私はぱちぱちとまばたきしながら、妖精の指した方向を振り返った。


白っぽい街道沿いに、さっき通り過ぎたばかりの市がまだ小さく見えている。

沢山の天幕が立ち並び、人がせわしく行きかう姿は、巣の周りをせっせと出入りする蜂のようだ。


そんな中にあって、一人だけぽつんと、目的もなく突っ立っているような男が目に入った。

至って普通の、ありふれた商人の格好をしているのに、妙に不気味な気がするのは何故だろう。

少し考えて、気が付いた。


彼の周りだけ、わざわざ妖精が避けて通っているのだ。

私によく構ってくれる、翅のある小人の妖精も、小さな空飛ぶトカゲも、半透明の魚みたいな妖精も、彼の周りをぐるりと避けて通過している。

そんな人間が、じっと、こちらを見ている。


無感動な、背筋の寒くなるような視線だった。


びくっと泣きそうな顔をした私の横で、妖精が涼やかな音を立てて翅を鳴らしてみせた。

私の頭の近くで、今度は明確に商人風の男に向かってイーッと歯を見せると、腕組みをしてふんと鼻を鳴らす。

それから、私の頬を慰めるようにポンポンと叩いてから、また何回か宙返りをしたかと思うと、小石が投げられたように弧を描いて、前を走る馬車へと戻っていく。


思わず視線で追いかければ、まだお母さまの手は、領民へ向けて朗らかな様子で振られていた。

その白い指先に妖精が戻って来た時、ふっとお母様の指先が持ち上がった。

領民に手を振っていたはずの腕が止まり、蝶々でもさそうようにゆるりと伸ばされる。

妖精は、心得たように顔を近づけた。

お母様の白い指先は、明らかに自分の意志でもって、妖精の頬を優しく撫でた。

妖精は、両手でその指に抱き着き、ぴぴぴぴと喜びに翅を震わせる。


私は、雷に打たれたような衝撃を受けた。


私だけではない。

不自然なのも、不気味なのも、私だけではない。


──お母様は、妖精の警告が分かるのだ。


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