明月に流るる紫煙のむ夜よ

※めいげつに ながるるしえん のむよるよ


「きれいだなあ」

思わず、呟いた。


灰皿に置いた煙草の煙が、満月を目指して流れているようで。

そして、グラスの中の氷には、満月が映って見えている。


いい夜だなあ。


さて、次は。

もう1本か、それとも、もう1杯か。


嬉しい悩みになりそうだな。



※明月は、曇り無く澄み渡った月、特に満月のことです。


のむ、に飲む、と(煙草を)喫むを掛けております。


ごくたまには、こんな日も。の句中人物です。


飲酒喫煙可能な場所で、の句でございますのでご安心下さい。

ルールはきちんと守る人です。

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