持論をお聞かせください&書き込み板の構成

◆「持論を聞ける」ことの大きさ

 感想や講評を伺うに当たって、それらにプラスして皆様の作者・読者としての「創作上の(または個人的名作を嗅ぎつける時の)持論、主観」を聞かせて頂けたらなあと思っております。

理由は二つあります。

 一点目の理由は、伊草が、読んでくださる皆様の(作者として、読者としての)個々の主観をかなり頼りにしているから。

 二点目は少し長いのですが、短く言うと、「そうすることで、皆様がどんな経験値やスキル、嗜好の下で感想講評を下さったのかがより深くわかるから」です。

 説明のために具体例を出します。例えば以下のような感じ。


・作者として

 持論「キャラにはシリアスとギャグ両面での顔があるとよい」

 感想「“以前と比べ、ギャグ面の顔がしっかり作られたことで”キャラがより魅力的になったと思う」

 講評「“これは『キャラを魅力的に描くためには1巻の中にギャグ的な瞬間も用意しなければならない』という『描くべきシーンの目配り』にも関係してくる。その点不慣れかもと思ったので”バランスに注意してすすめた方が良いと思う」


・読者として

 持論「脳内BGMか戦闘シーンのハイライトが脳内で流れるような作品は個人的にアタリだ」

 感想「“○○との戦闘で△△みたいな曲が流れたので”楽しく読んだ、面白かった」

 講評「“反面、ハイライトは想像しづらかった。ので”個人的には絵を思い浮かべやすい描写にチューンされるとなおよい」


 “”で囲んだ部分が、持論を聞かせていただくことで新たに読み解けるようになったポイントになります。“”の中を知れるかどうかは、少なくとも伊草にはかなり大きいです。

 これは同時に、「あ、こういう創作技法や面白さをこの方は重視してるんだな」「なら、もっと重く(または軽く)受け止めた方がいいかも」などと考える時にも役立ちます。

 また、書いて下さった持論が、「あーそれ! 僕も私も大事だと思ってた! それで言うとさあ……」と他の方の考えをブーストして、更なる波及効果を与える可能性まであります。

 そんなわけで、感想や講評と共に持論を聞かせて頂けることには本当に大きな意味があると、伊草は思っています。

 なので書き込みにあたっては、可能ならばぜひ持論をお聞かせ頂けると、本当に嬉しいのです。欲望!


 ※「長くなるので持論部分はエッセイに書いてきた」「近況ノートに書いてきた。ありがたくよむがよい」も大歓迎です!



◆構成

 感想・講評を書き込んで頂くに当たって、二種類スペースを設けることにしました(2023/10/05)。

 一つは日付でページを区切る「全般」、もう一つは言及する内容でページを区切る「項目別」です。

 特に「項目別」は、皆様の持論を見やすく&言葉に切り出しやすくするために設けています。

 「キャラが特に良かったな。そう思ったのは、自分がグルメだから……というと言い過ぎだけど、“こうあって欲しい”的なヘキがあって、そこに刺さったからだな?」

 とか、

 「“序盤であること”にフォーカスして感想が出てきたのは、これは私がストーリーについて持論を持っているからだな?」

 とかあったら、ぜひ持論お聞かせください。


 もちろん、「全般」ページだからといって持論をカットする必要はまったくないです。

 「項目別だと当てはまるところがないような持論」の置き場として全般を置いていたりもするので、ご面倒でなければぜひお聞かせください。

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