どうぞ肩の力を抜いて読んで。この主婦の寂寥を
- ★★★ Excellent!!!
夕焼け。
茜色から、あたりは夜のトバリに包まれる。
カーテンを、ひかなきゃね。
……その時、淋しいのです。
主婦は。
時間が過ぎ、夜がきて、夕食の支度をし、夕食、後片付け───。一日が終わる。その気配を感じるからです。
子持ちの主婦の方は、切々と、この情景が身に染みると思うなあ。
───あのね、幸せなんだよ?
───でもね、淋しいの。主婦は。
でもけっして、暗い話ではなく、押し付けがましい事はなく、さらりと読める、美しいショートです。
オススメですよ!
ぜひ、ご一読を!