なろうで1位を獲得した高校生男子のレビュー不満に対するぶっちゃけ記事

 あるとき、小説家になろうのランキングで1位を獲得した高校生男子のレビュー不満に対するぶっちゃけ記事を読んだことがあった。


 なぜか、小説家になろうじゃなくてアルファポリスで。


 なろうで作品を書いているのに、不満はアルファポリスで書くという……(気持ち分かる気がする。なろうでストレートに書くと炎上するよね、たぶん)


 その不満のぶちまけ方が、なかなかにストレートすぎて面白く、彼の作品は読んだことがないが、惹きつける文章を書く人で、彼の作品は面白いのだろうと思った。


 (いつの間にか本人が削除したのか見なくなってしまったが……)


 私は全く人気作を書けていないので、今のところイヤなレビューやコメントがぶっ飛んできたことは全くなく、それは平和である一方で、たいして人気がないからだろうと思う。


 突き抜けて人気が出てきた人というのは、ファンだけでなく一部アンチが出てくる。


 彼はレビューに「こんなのどこが面白いのか分かんない」みたいな書き込みをずいぶん年上の男性からされて、すごく不満だったようだ。


「別に気にしなくていいのに。それ、ただのそのオジサンの嫉妬だよ」もしくは「たまたま感性が違うんだよ」と思ったが……


 私はあるスポーツ選手が金メダルをとった頃、彼を熱烈に応援しているブロガーさんで大好きな人がいて、毎日のようにその人の記事を読んでいた。


 最初はただ単に面白ーい! と読んでいたのだが、だんだん別の選手のファンの方からそのブロガーさんが悪辣な嫌がらせをされている事実を知った。


 そしてあるとき、そのブロガーさんがその嫌がらせをしている方への不満を一つの記事いっぱいにぶちまけた直後、そのブログ自体が公開停止になってしまい、私は「ああっ、続きが見たかったのに……」と泣いた。


 でも、その方のブログは本当に読者が多くて、復活したときは嬉しかった。


 人気が出てくると、どこでも足を引っ張る人が出てくるものらしい。


 私は以前コメントをくださったMIKAGAMI TOMOKI様が「作品を投稿すると、コメント欄で反論や批判を戴くことも。そんなときにどうするか?」という問いに対して、こんなふうに書いているのに感動した。


「書籍化を目指しておられない方は、指摘を歓迎されない方もいらっしゃいます。私としては創作家として批評はつきものだと思いますし、批評を取捨選択しながら改善していかなければ向上は無いと思っております。そもそも批評して頂けるということは、読んで頂けているわけで、ありがたいことだと思います。」

 

 このように書いていらっしゃって、プロだなぁと思った。

 

あるとき、ファッション雑誌関連の仕事をしている知人が、読者モデル同士のバチバチの争いってわりとあるけれど、プロのモデル同士はマネージャーついてるから内心はどう思ってるのか知らないし、足の引っ張り合いは有名になればなるほどあるだろうけれど、表立ってはそんなにないって話をしていた。


 それはプロのモデルは常にお金を払ってくれる雇い主から見て自分がどう映るのかという視点で見ていて、雇用主からすると人と喧嘩をするようなめんどくさいやつは次の仕事がないことをマネージャーから教えられていて、とにかく上に気に入られようとするから、陰ではやってるかもしれないけれど、はっきり言ってアマの読者モデルみたいに表立って他の読者モデルの文句や悪口を直接言ったりする人はいない。


 それはプロになれない人間がやる行為だと。


「自ら争い事を起こしたり、喧嘩を売ることがどんなに自分にとって損であるか」が、プロの彼女たちはよく分かっているから、「コイツ嫌い」っていう人がいても我慢するという話をしていた。


 どんな世界でもプロになりたいと思ったら、思っていることをストレートに言わないこと。人の悪口を言わないこと。


 そう言った観点で、今、自分の書いている内容を見返すと、直接すぎて情緒があったものではなく、典型的なアマ丸出し全開だなぁと思い、そのうち削除……かもしれないです……m(__)m

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