奏でる音色は人の為

自己表現としての音楽が溢れる中、この作品の中で流れるメロディは、どこまでも優しく人の心と命に寄り添っている。

自分よりも、誰かを想って奏でる音色の、切なく張り詰めた美しさに涙が零れた。

つい自分の想いが先行しがちな日々の中で、立ち止まってそこにいる他者に目を凝らしたい。

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