第4話 突然の同居

「お久しぶりだね!天音次郎くん」 サンダルフォンはてへぺろと舌をだしながら言う 「早速だけど、悪魔討伐の話覚えてる?」 彼女はそういい、人差し指を天に持っていく 「そういえば!」 僕がそういうと、彼女はわざとらしく笑う 「簡潔に、悪魔について解説するね」

「悪魔というのは、お隠れあそばした神様の敵。神様が唯一滅ぼ せなかった敵なの。」

「悪魔はさまざまいて、人間をたぶらかして堕落させる。だけど そのうちの7人が最大の敵と呼ばれた悪魔たちなの」

「天音くんにはこの七匹全員を倒してもらう。」

「はあ」

「そして将来的に悪魔全員を懲らしめてもらいます、なお途中死 んだ場合は即地獄行き!!」

「ええええええ」

「とりあえず、明日から小さな悪魔倒しながら力つけていこう ね!」


「大丈夫!私が剣となって戦うし、なによりいざとなっ たら肉体借りて私がハッスルするから」

「どういうこと?」



「つまりね、肉体ごと入れ替わるの私と。普段私は一部の人間に しか見えないし、聞こえない。でもあなたのその腕輪。」

僕のピンクの腕輪を指差しながら彼女はいう 「その腕輪に向かって私の名を叫べば、私と入れ替わる。」 「へえ。」

「軽い敵の時は天音くんに戦ってもらう。でも7つの大罪級の時

は私が天音くんの肉体で戦うよ」

「うん。」

「だからいざとなったら、体貸してね」

「わかったけど、僕人間だよ。本当に大丈夫かなぁ?」


「大丈夫大丈夫!わたしがついてる!」


「えぇ。」


「さて、明日も朝早いし、早速だけど私寝るね」


そう言ってまたてへぺろという顔をすると彼女は消える。


「ちょっと!待っ」


僕の声が静かに響き渡る。


僕はいささか不安を残しながら、その夜はとこに着くことにした。


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