ランチタイムは必ず外に出ることにしている。

行くお店は決まっていて、カレー屋、定食屋、中華屋、韓国料理屋の4店舗から、その日の気分で決める。カレー屋と定食屋へ行く頻度が高い。

どのお店も週に一度はうかがう事になるので、勝手に常連面をしている。

お店にはいると「いらっしゃいませ」ではなく「どうもー」と言ってもらえることに喜びを感じる程度の常連。特別なサービスを受けることはない。

どのお店でも、偶然会えば挨拶をしたり、相席をしたりしておしゃべりをする仲の人がいる。名前は知らない。何をしているかもも、近所に職場があるのか自宅があるのかすら知らない。

ただ、ランチで会う人という仲である。

だからこその親しみある会話というものが存在することを最近知った。

良き意味で、距離感があるからこその温かみある会話。

朝から一人で黙々と仕事をして、ランチも一人で向かい、その場でたくさんのおしゃべりをする。最高の気分転換である。

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