第2話

そして、マジで1億を出した。


「このお金どこから」


「当てました」


「はぁ??」


「くじで当てました」


「・・・」


クソだ。俺はこいつに浮気されて、地獄のような人生を送っていたのに、浮気相手を選んで散々遊んだあげく、くじを当てて一億を出すとかヤバすぎだろ。


って

「何円あたったんだ?」


「三億です」


「!!!」


「じゃあ、まて残り2億は!!」


「元彼が使いました。」


やばいだろう、元彼



「・・・とりあえず、これくれるんだよなぁ。」


「はい!!自由に使って下さい!!なので私を許して!もう一度愛してください!!」


金で人を買うと言うのはこのこと。


元カノの過去のことはマジで許せることじゃないし、そもそも元彼は2億で俺は一億なのも許せない・・・だが一億は一億だ。


「わかった」

使ったら別れではいいし


「・・・ーー!!ありがとうございます!!優くん!!」

ぷわぁーと明るいかおになってそして、元カノの昔の俺の呼び方をされて、俺の怒りが沸いた。

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