第5話 喃堊寺

 絶望、と云うのはこんな感じなのだろうか?

 香弥の声が聞こえなかったここ数ヵ月を取り戻すかのように、頭の中で香弥の声が呼ぶ。

 健治が、拓海の肩を掴んだ。

「香弥ちゃんの声が聞こえるのか?」

「カラスを食べたからか?」

「俺の声、聞こえるな? いいか? カラスは、カエルを食って自分の命にした。お前は、カラスを食って自分の命にしろ。拓海の命は拓海のモノだ。お前の命をカラスにやるんじゃない。お前の命を香弥にやるんじゃない。カラスはカエルより強い。だからカラスはカエルを食った。お前はカラスより強い。だから、お前はカラスを食え。お前は香弥より強い」

「俺は……香弥ちゃんより、強い……」

『……たっ……』

 ドロリ、と耳から水が出た感覚と共に、ウワンと大きな音が耳に飛び込んできた。思わず耳を押さえる。それが、冷蔵庫の音や扇風機やその他の家電の音、生活音だと理解すると、徐々に耳が慣れ、音が収まってくる。

「大丈夫か? どうした?」

「けんちゃん、声、大き……」

 思わず呟く。が、香弥の声は、聞こえなかった。

「あ……」

「どうした?」

「香弥ちゃんの声、聞こえなくなった。さっきまで聞こえてたのに……」

 祖母の顔が青ざめている。

「私が、すすめたから」

「いや、俺だ。俺が撃ったカラスを持って帰ったんだ」

 祖父が祖母に言う。この二人にも事情はあらかた説明していた。

「今は、大丈夫なのか?」

 叔父の言葉に、拓海は頷いた。

「香弥ちゃんの声、聞こえない。それに、耳が治った……」

「難聴が?」

「今まで、ずっと、耳に水が入ったみたいに音がこもって遠かったんだけど、治った」

 耳を押さえていた手は、濡れていない。

「水が出たかと思ったんだけど……」

 何度も耳鼻科に行って検査はしたのだ。水が入っていたのでは無い事はわかっていた。

「そうか、良かった」

 祖父が、安堵した様に呟く。

「俺、カラス食べるよ」

「たくちゃん!?」

 拓海が顔を上げて決意の表情を見せる。

「無理しなくて良いんだぞ?」

「ううん。ずっと、俺、香弥ちゃんが怖かった。けど、もう怖くない。俺は、カラスより、香弥ちゃんより強いんだから」

「そんな事言って、また耳がおかしくなったらどうするの」

「そん時ぁ、また吐くか」

 軽く言う健治の頭を祖母が鈍い音を立てて叩いた。

「もう! 無理しちゃダメよ?」

 祖母の心配そうな言葉に頷く。


 そして、それ以降、香弥の声は一切聞こえなくなった。他のカラスも、カエルも、勿論、人の口からも、聞こえなくなった。 


 梅雨に入り、雨の日が続くと、あんなに多かったカラスを見かけなくなった。雨は徐々に強くなり、通学は保護者が送迎するようにと指示が出た。田んぼの畔はぬかるみ、車道は川のようになり、とてもではないが自転車では無理があった。車ごと開け放たれた校門から入り、昇降口前ギリギリまでつける。

「ありがとう」

 叔父に礼を言うと、登校してきた山崎雪乃と目が合い、軽く会釈する。雪乃の降りてきた車は大きな四駆だった。高そうだなと眺めていると、奏翔と雛子が後部座席から降りて昇降口に飛び込んで来た。

「おうっす、たくみん」

「おじさん、ありがとー」

 奏翔が拓海に手を上げて近寄り、雛子は車へ手を振る。

「生徒会長と一緒に来たの?」

「おー! ユキ姉んチの車、でっかいからな!」

「うち、敷地内同居なの」   

 自慢気に言う奏翔の声に、雛子が被せる。

「敷地内同居?」

「私の母と二人の父親が兄妹でね。祖父母の土地に私達の家もあるのよ」

 雪子の声は、落ち着いていて大人っぽい。初めて聞いた事実に、それはさぞかし賑やかそうだと奏翔と雛子を眺めた。

 難聴が治った事は、学校側にすぐに報告した。クラスメイトの女子の中でも蘭は頑張って大きな声を出していたようで、声のボリュームが真っ先に下がった。逆に変わらないのが奏翔で、気を遣って大きな声を出していたのではなく素なのかと、拓海は度々苦笑する羽目になった。

「最近さぁ」

 その奏翔が、声を潜めて囁く。

「爺ちゃんと伯父さんと父ちゃんの三人だけでよく出掛けてるらしくてさ」

 奏翔が真面目な顔をするなど、何事だろうか?

「奏翔んチの爺ちゃん達って、何の仕事してるの?」

 そこからかよ! とわざとらしく奏翔が仰け反る。

「寺だよ、寺」

 自分も大人になったら改名してカナトからソウショウになるのだと言う。

「え、そうなの? じゃあ雛子も?」

「あたしは継がないから改名しないわよ」

「え、そうなの?」

「まぁ、どっかの寺の嫁に行くつもりではいるけど」

 あっけらかんと話す雛子に、面食らう。

「奏翔が修行に耐えられなくて逃げたら、婿養子貰って継いでも良いし、雪姉もそのつもりだって言ってるし」

「逃げねーよ!」

「ただねぇ……」

 雛子が眉根を寄せて唇を尖らせた。

「最近、うちの池にカエルがやたらわいて……」

「カエルはわきませーん!」

「うっさいわね! ものの例えでしょ!」

 カエル、と聞いて拓海の表情が強張る。

「たくみん、カエル嫌い? 私も生きてるのはそんなに好きじゃないんだよね。てか、好きとか嫌いとか超える数になってきててさぁ」

 殺生も出来ないしと困り果てた顔で、奏翔の頭に顎を乗せる。

「あ、うちのご本尊、カエルなんだよね。だから余計に殺生厳禁でさ」

 意味がわからない。普通は寺の本尊は仏像だろう。

「仏像なの。仏像なんだけど、お釈迦様が青ガエルの説話があってね。それに準えてカエルのお釈迦様の仏像なの」

 河童の伝説も多く残る土地だし、それもあってだろうと雛子は云うが、拓海にはさっぱりわからない。

「このままカエルが増え続けるなら、寺は奏翔に継がせて、私は嫁に出たいなぁ」

 自分と同い年だと言うのに、将来の事を見据えている雛子は、いつもよりも大人びて見えた。


 山崎雪乃と納富の双子の家の寺はノウアデラと言うらしい。豪雨の中、帰りにドライブがてらと健治が寺の前を通ってくれたが、近付くにつれ、道にカエルが増え出した。はじめは疎らだったのが、道を埋め尽くすようになり、避けられず、タイヤで踏み進む。先を行く寺の車が多量のカエルを踏み進むが、車が通りすぎると波のようにまたカエルが押し寄せ、健治の車もカエルを踏むのを余儀なくされた。寺は殺生はダメと言ってもこれはもうどうしようもないのだろう。もう方向転換をした方が……と思った頃、【喃堊寺】と書かれた木の看板と門が現れた。思わず「読めない……」と呟く。看板の事を【扁額】と言うのだと健治が教えてくれた。双子達に手を振り、カエルを踏み潰しながら方向転換をして寺から遠ざかる。

「やべえ、滑る滑る」とぼやいていた健治も、蛙を踏まなくて良い道に出てからは言葉が少なくなった。

「大丈夫だったか? 何か聞こえたか?」

「聞こえなかった」

 ほう、と安堵の溜め息が運転席から聞こえた。香弥の声は、聞こえなかった。そう言えば、そろそろ香弥の命日である。こちらは以前住んでいた場所よりも梅雨入りの時期が早いのだと、この時初めて気付いた。


 深夜、 目を覚ました拓海の耳に、雨の音とは違う、不規則な水の音が、聞こえた。ザアザアという雨音に混じって、パシャン、パシャン、という軽い音が、していた。屋根から滴る雨粒が、幌でも叩いているのだろうかと、拓海は再び眠りに落ちた。


 翌朝、振り続く雨に、健治が拓海の送迎のために玄関を出た所で、野太い声を上げた。

 慌てて駆け付けた祖父母と拓海の見たものは、玄関から門までを埋め尽くす、潰れたカエルだった。潰れたカエルにタイヤ痕がある所を見ると、昨日、寺の近くで車で踏み潰したあのカエルだろうか?

 拓海は部屋へと戻され、今日は学校を休むように言われる。

 祖父と叔父でスコップでカエルを集め、焼却炉へと放り込むのが部屋から見えた。上からガソリンをかけて火をつけた新聞紙を投げ入れ松ぼっくりを放り込んで火力を強くする。 犯人に心当たりは無かった。だが、自然にわいて出たわけでもないだろう。祖父が、どこかへ電話をかけて何事か話している。

「ちょっと行ってくる」

 焼却炉と残りのカエルの処理を叔父にまかせ、祖父は車に乗って出て行った。

 昼過ぎに戻った祖父は、疲れた顔をしていた。公民館へ行っていたのだと言う。

 簡単に昼食を済ませた後、大人の会話から外された拓海は、耳をすませた。遮音性の低い祖父母宅なら、聞こうと思えば隣の部屋の会話くらい聞こえる。

「カエルの……」

「寺から……」

「池が……」

「雪乃ちゃん……」

 漏れ聞いた話を、脳内で整頓する。

 カエルの轢死体は寺から続いていた。雪乃が行方不明。池の縁に靴が落ちていたので池の中も捜索したが、見つからない。池の中はカエルでいっぱいだった。潰れたカエルが置かれていたのは、祖父母と叔父の家の前だけ。


 べちゃり、と、窓の外で音が、した。

 強い雨足で白く煙る窓の外に、人影が、あった。ソレは、ニタリ、と嗤った。べちゃり、と窓にカエルを押し付ける。香弥だ、と思った。香弥以外にありえなかった。べちゃり、べちゃり、と次々にカエルで窓を埋め付くしていく様に、遅れて怖気を震う。

 知らず、声を上げていたのだろう。部屋に駆け込んできた祖母が拓海を抱き締め、視界を遮った。

祖父と叔父が外へと飛び出していく。

 暫くして、叔父が雨と泥でぐしゃぐしゃになって何かを抱えて玄関へ戻った。香弥だ、と思った。叔父は、香弥の死体を抱えているのだと。拓海の心臓が早鐘を打つ。祖父も同様に雨と泥でぐしゃぐしゃのまま、再びどこかへ電話している。祖母がいらない毛布を手早く叔父の抱える何かに巻き付ける。

 やがて、叔父の抱えるのが、泥まみれの雪乃だと、祖母が彼女の顔を拭って、漸く気付いた。糸が切れたように、拓海の腰が抜けた。深い吐息を漏らす。雪乃は、気絶している様子だった。

 叔父が、彼女を抱えたまま、玄関に腰を下ろす。

「寒……。おふくろ、ストーブ炊いてよ……」

 疲れきった声の健治に祖母は「はいはい」と片付けそびれて玄関に置きっぱなしにしていたストーブに、灯油を足し、火を灯した。

 車の音とほぼ同時に、玄関を開けて喃堊寺の住職と副住職が飛び込んできたのは、玄関が暖まった頃だった。

「大丈夫、生きてる」

 叔父が告げると、雪乃の父である副住職がへたりこむ。祖父である住職が頭を下げた。

「ありがとうございます。兎に角、連れて帰ります」

 副住職が叔父から雪乃を受け取り、乾き始めた泥が、髪から落ちた。

 住職達の車が去ると、叔父が億劫そうにスコップに手を掛けた。

「っしゃ、残りを片付けてくるわ」

 それが、窓のアレの事を指しているのだと、思い立つ。

 風呂をすませてから、祖父と叔父が居間に戻った。

拓海は、その間、祖母と二人で玄関の掃除をしていた。泥の粘性が強く、鳥肌が立つ。バケツの水で流し、玄関から箒で佩き出した。


 すっかり綺麗になった玄関をそのままストーブで乾かし、祖父と叔父のために茶を淹れる祖母を見て、そう言えば、この人は一度も悲鳴のようなものを上げていないなと思う。さすが、熊よりも怖い母の母だ。


 敷山の家で毛布にくるまれ気絶していた雪乃を見た時、喃堊寺の副住職である山崎祥郎は脳が沸騰するのを感じた。敷山健治が娘を殺したのだと、即座に思い込んだ。が、健治の「大丈夫、生きてる」の言葉で殺意が霧散した。そして、仏の道を歩む己が抱いた初めての殺意に腰が抜けた。

 父の「ありがとうございます」の言葉に、慌てて頭を下げる。そうだ、彼らは娘を保護してくれたのだ。

 雪乃は、神童ともてはやされていた。二歳で日本語の他、いくつかの語学を操り、三歳で東大レベルの数問を解き、四歳で見よう見まねで超絶技巧曲を演奏して見せた。その後も一度見れば出来ない事は無かったが、小学校への入学と共に、徐々に普通になり、今は少し勉強の出来る普通の生徒になっていた。当時の事を本人に聞いても、笑って「覚えてない」と言い、輪廻転生による前世の記憶が残っていたのだろうというのが祖父母の見解だった。雪乃は、生まれた時、頭蓋の形成不十分だった。既に多少の欠損が見られた。もしかしたら一生、障害を抱えて生きていかねばならぬのかと中絶も考えたが、それでも、殺生は良くない、それはこの子の運命なのだと、両親も祖父母も受け入れることにした。幸い、頭蓋は五歳には完全に形成され、脳は出産してから破損に至らなかった。恐らく、と、雪乃の両親は思った。恐らく、頭蓋が不完全だったゆえに。恐らく、脳が多少の欠損があったがゆえに。そこをカバーすべく、脳の他の部分が異常な発達を見せたのではないか、と。

 だが、今回のような奇行をしたのは初めてである。

 雪乃の規則正しい寝息に、祥郎は心の底から安堵していた。

 もともとカエルのいる池とはいえ、所詮は庭の池。そう多くは無かった。精々増えても5~6匹程度で、鳥やゲンゴロウなどが喰って減らしているのだろう。諸行無常だとその分余分に経をあげていた。だが、今年はどうした事か、池にカエルがあふれ、庭を埋め付くし、とうとう道路にまで及んでいた。梅雨だからだろうか。それでもまだ池に溢れるカエルは減らない。仕方なく木板やスコップでカエルを掻くが、すぐにまた地面を覆い尽くしてしまう。うっかり殺生しないようになどと出来ないくらいになった昨日、カエルを車で踏み潰した。直後に、これだ。それしか、原因が思い付かない。カエルの呪いなのだ。否、そもそも何故カエルは突如として爆発的に増えたのか。先日からカエルの増殖について話し合ってはいたものの、庭から溢れるほどでは無かった。原因に全く心当たりがなかった。寺の敷地へと近づくと、ぐにゃり、とあのカエルを大量に踏み潰した時独特の感触がし、ずるり、と横滑りして車の尻が少し振られた。カエルはまだ寺への道を埋め尽くしている。そして、新しいカエルの死体は作られ続ける。雪乃が居なくなった事に気付く直前も、いっそ池に毒を投げ入れるかと物騒な相談をしていた。

 自宅前に付けた車から降りると、妻が飛び出してきた。雪乃ごと抱きすくめられ、「大丈夫、生きてる」と、泣く妻へと言った。住職の言葉に従って、本堂へと運び入れる。伽藍へ寝かされた雪乃の髪から、妻が優しく乾いた泥を落とす。いつの間にか敷いた新聞の上に、幾つもの乾いた泥が落とされた。蒸しタオルで顔や手を拭い、その様子が死化粧を彷彿とさせ、頭を振る。母が電気ヒーターを運んで来たのを見、敷山の家でもストーブを炊いていたなと石油ストーブを取りに動いた。

 住職と一緒に降魔の経を読み上げる。何かが、奇異しかった。経を読んでこんなに手応えが無いのは、初めてだった。気を込める、が、何かを掴もうとした手が空を切るかのように、それは虚ろに感じる。こんな事は初めてだった。固く目を瞑る。斜め前で読経する住職の声さえ、軽く聞こえる。と、一際、住職の声が大きくなった。怒鳴るのに近いその声につられ、祥郎の声も大きくなる。

 そうして何時間過ぎただろう。ふと、雪乃が身じろぎした。寝返りを打ち、うっすらと目を開ける。妻の温子の声が雪乃の名を呼んだ。住職が、こちらをチラリと見て、頷く。感謝の意を込めてご本尊様へ頭を下げ、経を終了し、座布団から降りた。

 雪乃は寝ぼけた顔をしてはいたが、母である温子に連れられ、風呂へと向かった。どうやら、任せておけば大丈夫そうだと、安堵のため息をつく。

「雪乃達が出たら、我々も風呂にしましょう」

「そうですね」

 住職に言われ、祥郎は同意した。


 雪乃は、その後、何事も無かったかの様に優等生へと戻っていた。

「あのさ……」と奏翔が言いづらそうに口を開いた。

 放課後、二人だけの教室で。

「雪姉、見合いしててさ。嫁に行くんだって」

 雪乃の中学卒業と共に家を出て婚家へ行き、十六の誕生日に籍を入れる事になったのだと言う。雪乃の父である祥郎が電話口で何度も頭を下げ「私共では力及ばず……お願い致します」と言っていたのを奏翔は見ていた。それを拓海に伝える。

「俺さ、イトコ同士って結婚出来るんだって知ってたから、雪姉と結婚して一緒に寺するつもりでさ……」

 イトコ同士は結婚できると聞いた時は飛び上がって喜んだ。

「もっと大人になって、ちゃ、ちゃんとしてからさ、雪姉に言うつもりで……」

 だが、見合いに乗り気な雪乃の気持ちを何とか出来ると思い込む程、奏翔は向こう見ずではなかった。何より、雪乃にとって自分は弟のようなものだと理解していた。放課後の教室で拓海に弱音を吐くのは、失恋の苦しみから逃れたかっただけだ。

 だがそれは、拓海にとっては、別の意味を成した。香弥は死人だ。だから、お経が、お寺が、対抗手段足り得ると思い込んでいた。香弥は、なんなのだろう。この時、初めて拓海の頭に疑問が浮かんだ。香弥は、死なせた自分を恨んで、呪って、追いかけてきているのではないのだろうか。雪乃を操ってまで。ただの死人ではない何かに、香弥は成り果ててしまったのだろうか。

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