クーデターを起こされた ピョートル3世

妻にクーデターを起こされて、僅か半年で廃帝した。二十歳を越えても兵隊のおもちゃで遊んでいたとされるピョートル三世でしたが、農民に有利な政策をしていたので国民からはそこそこ支持を集めていました。なにがあかんかったって、とんでもないドイツ好きだったからです。なかでもドイツのフリードリヒ大王を崇拝していたピョートル三世は、七年戦争で勝てそうだったのに軍を引くと言い出しました。これに乗じたのが結婚当初から仲の悪かった妻エカチェリーナです。ピョートル三世の政策や七年戦争での行いで不安を持った人たち説得したエカチェリーナに無血で廃帝を成功させられた。


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