第38話 地の文の表現力を上げたい

 こんにちは、りおんです。


 昨日は晴れて気持ちがよかったのに、今日はまた雨模様。心もなんだか重くなってしまいます。

 そんな時こそ、ゆっくり楽しいことを考えていこうと、前向きになっています。


 今日も飲み物片手に、ゆるーりと読んでいただけると嬉しいです。

 前回、私が頭の中で考えていることとして、会話のことを取り上げました。なので今回は物語の地の文について考えていきたいと思います。


 地の文。

 小説においてはセリフや会話文以外の文章を指しますね。

 その地の文、私はもっと表現力をつけていきたいと思っているのです。


 会話文は頭の中でけっこうぽんぽんと展開されているのですが、地の文になると急に表現力が乏しくなりワンパターン化する。私の特徴でもあります。

 ただ、「笑われても、君が好き。」シリーズを書き始めた時に、一番最初に思ったのが「普段小説を読まない人でも読めるような、分かりやすい文章にしたい」ということでした。


 なので、独特な表現や言い回しは控えめにして、頭の中で考えたことをストレートに分かりやすく書いてきたつもりです。本当に分かりやすいかどうかは読んでくださるみなさまの感じ方次第ではありますが……ドキドキ。


 そして、私は一人称視点の物語を書くのが多いため、地の文でも主人公の心の中というか、たまに会話のような文章が出てくることがあります。それもまた私の特徴かなと思っています。


 何がいいとか悪いとかではなくて、私の特徴を生かしながら、地の文の表現力を向上させたい。その気持ちは常に持っています。ただ、説明が小難しく、長くなって読むのも疲れてしまったり、文章量も増加するということにはなりたくないと思っている自分もいます。うーむ、なかなか難しいです。


 それでも、長く文章を書いてきて、少しずつ変化はあるなと感じています。「笑われても、君が好き。」でも、一番最初の頃と最近では地の文の表現が変わっているところもあります。それも私の成長なのでしょう。


 今、地の文の表現が豊かで上手いなと思われる作品を何作か読ませてもらっています。いい表現があれば私も取り入れていきたい、そんな気持ちで読んでいると、そのうち新しい作品では表現力がアップしていたりして……そんな夢を見ていたり。


 今連載している三作品では、似ているようでそれぞれ地の文の書き方が違うところがあります。どれも一人称視点の物語になっているため、男の子、女の子、性格など、キャラクターに違いがあることから地の文にも違いが出てきているのだと思います。


 これからも書いたり読んだりすることで、表現力を磨いていけたらいいなと思っています。


 そして、ふと新しい作品のアイデアが出てきたので、早朝にメモをとっていたところでした。ジャンルとしては現代ファンタジーになるのかな……小春さんと翔太くんの物語が終わったら、本格的に考えることを始めてみてもよさそうです。


 そして、今年の冬のカクヨムコンでは、新しい作品で参加することができたらいいなと夢見ています。まぁもう少し先の話なので、ゆっくりと考えていきたいです。


 それでは、またお会いできる日を楽しみにしております。

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