第9話 登場人物を決める時のこと

 こんにちは、りおんです。

 

 昨日は2つもエッセイを書いてしまって、すみませんでした。

 びっくりしてつい書いてしまったのですが、よく考えるとそうだよなと思うところもあって……なかなか難しい問題かもしれませんね。

 

 さて、今日も飲み物片手に、ゆるーりと読んでいただけると嬉しいです。

 今回のお話は、物語の中の登場人物についてです。

 

 私は最初に名前、誕生日、身長、口癖、性格等を決めてメモすることが多いです。

 名前はかなり慎重になります。作品にもよりますが、あまりキラキラネームをつけたくないところがあって、みんな一般的に読めると思われる名前を付けています。でも名前がめずらしいとか難しい人はいます。

 

 そして、名前を付けると同時に、フルネームで検索して有名人で同姓同名がいないか、確認しています。でもそれをやり出したのは最初からではなく、杉崎さんくらいからです。それでも池内春奈さん(池澤春奈さん)や鍵山佑香さん(影山優佳さん)のように、なんとなく有名人と似ている名前になってしまうこともあるのですが、そこはフィクションということでご理解いただけると嬉しいです。


 そして、口癖の部分は、最初からこういう話し方をしてもらうと決める場合と、書いているうちに自然とそうなる場合があります。例えば火野くんが「おーっす」と挨拶するのは途中から決まったことで、拓海くんの「~っつーか」という口癖は最初から決めていました。


 というのも、「笑われても、君が好き。」の場合、登場人物が多くなるなと思ったので、口癖などで会話を工夫しないと誰がしゃべっているのか分からない場面があるのではないかと思ったのです。そのおかげで今のところ複数人で話しても誰がしゃべっているのかは分かりやすくなっている……はず。


 まぁ、最初は私もその子と頭の中でお話するのは慣れていないので、探っている状態でもあります。登場人物とお話して書いていくうちに、少しずつ固まってくる感じです。感覚なので表現するのがすごく難しいのですが、なんとなく伝わったでしょうか。


 「人」をメインに書いている以上、登場人物はすごく重要です。一度決めた名前、性格などはずっと使っていかないといけないため、自分が好きでないといけないと思っています。私はみんな大好きで、誰も欠かすことのできない重要な子たちになりました。なんとなく親目線になってしまうのは彼ら、彼女らと年が離れているからかも……うう、悲しくなってきた(自爆するな)。


 先程頭の中でお話すると言いましたが、私は創作モードに入るとこれから話してもらう言葉、これまで話してきた言葉、色々な会話が頭の中で展開されます。なので会話が多い表現になっているのかもしれません。これも良し悪しで、もっと地の文も工夫して表現していきたいと思っています。


 何度も言っているように、「読み手も書き手も楽しく」が私のポリシーなので、そこは崩さずに自分らしく表現できたらいいなと思っています。

 みなさまは登場人物のこだわり、あるでしょうか。


 それでは、またお会いできるのを楽しみにしております。

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