新6話
過去編
「優の部屋ってさぁ」
「うん」
「漫画は、多いしゲームは多いし、楽しいんだよね」
「そうなんだ、確かに春の家はないよね」
「うん、私は可愛いさに拘ってるから、自分の部屋も好きだけど、こっちはもう一つの趣味部屋みたいな感じかな」
「趣味部屋」
まるで、自分の部屋みたいな言い方をしているけど、嬉しかった。
「そう、趣味部屋だよ。」
でも、それは本当にただの趣味部屋だったとは思わなかった。
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