黄昏騎士団

第19話 感染の原因とは

リンダルトとアーノルドとレックスは最初に感染がわかった若者と酒場などで書き込みをしていた

「なるほど…そう言う事か…」

「それなら対策が立てやすそうだな」

「ああ…この方法ならこれ以上病気が蔓延するのを抑えられそうだ」

3人は町の市場や近くの町に通達を急いだ

通達した内容はこうだった

「出所のわからない魔物肉の流通を禁ずる」

どうやら感染した魔物肉を摂取する事で感染が広がっていた事が判明したのだった

「あとはバスクが薬の材料を手に入れてくれれば収束するんだけどね」

リンダルト達の活躍により病気の蔓延は防ぐ事に成功した

出所のわからない魔物肉の流通は全ての地域でストップさせる事になり焼却処分させる事になった

こうして病気が王国に入ってくる事が無くなるのだった

そしてしばらくするとバスクオムが薬の材料を手に入れる事に成功して特効薬の生成にも成功するのだった

彼等の活躍により謎の感染病の事件は収束するのだった

しかし敵は新たな手を打ったようで新たな事件が起こるのだがそれはまたの話である

さて有翼人族に蔓延しつつあった病気の事件を解決したリンダルトはセリスからバーサーカーの力を制御する方法を教えてもらう事になった

その方法とは…

リンダルトとセリスの2人はある場所に向かっていた

「こんな山奥に本当にあるのか？」

「貴方のお父様であるエルドラン様から聞いたのだから間違いないでしょう」

エルドランから聞いた事それはエルドランの一族の遠い祖先にバーサーカーの力を持った一族がいる事

そしてかつてバーサーカー族が暮らしていた集落の場所がわかった事だった

リンダルトは騎士団の活動を再開させる為に騎士団の他のメンバーには王国へ戻り活動を再開する事を指示していた

その際に父から手紙を預かって事の詳細を知ったのだった

険しい山道を進むリンダルトとセリスは野営しながら目的地を目指していた

「もしバーサーカー族が見つからなくても何かしらの痕跡は見つかると思うわ」

「ああ…あとはその痕跡を調べれば彼等の行方も追えるだろうからな」

バーサーカー族は人里離れた奥地に住んでるらしくその場所までは険しい山道を越えなければならなかった

彼等は昔こそその力で争いの中で活躍したが、現在は力をふるう事なくひっそりと暮らしているらしい

「父上が話をつけておくって言ってたけど上手くコンタクトが取れるのかな？」

「信じて進むしか無いわね」

リンダルトとセリスはバーサーカー族の里を見つける事が出来るのだろうか？