第3話

最近は、親以外と会話をしたことが無い。

親もずっと気まずそうにしている。


事件の時、俺のことを責めたことを気にしているんだろう。


つか、俺も話しずらいし、やっぱりあの時のことを許そうともなかなか思えない。


ーー



今日はクラスメイトから、ノートをグチャグチャにされた。


器物破損だ。だが、俺は言い返す力も、犯人を特定すること力もない。


ただ我慢するしか無い。



ノートをグチャグチャにされるのはもう、前の事件から慣れっこでもあるし、


俺の日常は変わらない。ただ卒業して、一人立ちするまで我慢をするしかない。

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