エピローグ(読者の皆様の熱い要望に応え、急遽追加)

 温泉旅行2日目の夜に、澪さんにとんでもないことを言われた。それは『玲那さんのの練習をする』というもの。


それに対し、澪さん・玲奈さん・姉ちゃんが名乗りを上げる。他の2人はともかく、何で姉ちゃんが参加するのかサッパリだ…。



 色々悩んでる内に3人が襲ってきて、玲那さんもそれに便乗する。4人の気持ち良い責めにより、俺のはあっという間に元気になった。


元気になったのを見計らって、まず澪さんが自分から入れ始まる。そして全て収まった時、彼女はすぐにどいた。


「今は練習だからね。メインは妹ちゃんに取っておかないと」


練習とはいえ、普通そこまでするか? 〇ッチの考えは理解できない…。


「次は私♪」


今後は玲奈さんだ。彼女も〇ッチだから、行動がスムーズだ。そして同じようにすぐどいた。


「最後はあたしね…」


姉ちゃんは覚悟を決めた様子に見える。


「姉ちゃんはしなくて良いよ。澪さんと玲奈さんがやってくれたからさ」

大体の感覚はつかめたから、これ以上の練習はいらないと思う。


「ここでお預けなんて、あたしが耐えられない♡」


言葉通り、姉ちゃんも入れてしまった。…あれ? さっきの2人と違って、姉ちゃんのは全然違う。これはどういう事だ?


「この感覚、本当に久しぶり♡ 最高♡」


今まで見たことがない、姉ちゃんのエロい顔に目を奪われる俺。も良い感じだし、このまま過ごしたいぐらいだ。


「混浴の時にを世話してから、ずっと耐えられなかったの♡」


…よくわからないが、と本人のやる気? は関係するのか?


「良いなぁ。綾さん…」

玲那さんが羨ましそうに俺達を見ている。


「姉ちゃん、もうそろそろどいてくれ。もう十分だから!」


「…そうね。今は玲那ちゃんに集中してもらわないと」

ハッとした様子の姉ちゃんは、ようやくどいてくれた。


「須藤君。さっき姉さんが言った通り、アタシも優しさと強引さのバランスは大切だと思う。だから…、今日は好きなようにってみて♡」


玲那さんがここまで言ってくれるとは…。男として期待に応えなければ!


「わかった。いくぞ…」



 本番後、俺は玲那さんに告白した。どう考えても順序が逆だが、今更遅いよな…。


彼女もクスッと笑ってからそれを指摘したが、笑顔でOKしてくれた。


「おめでとう貴くん」


「おめでと~♪」


澪さんと玲奈さんが拍手する。照れるから止めて欲しいんだが…。


そんな中、姉ちゃんだけが暗い顔をしている。一体どうした?


「ねぇ2人とも。お願いがあるんだけど…」


「どうした? 姉ちゃん?」


彼女は深呼吸を数回してから、ようやく口を開く。


「あたしをにして!」


2番目のことは人工池で聴いたが、今も同じ気持ちか…。(温泉旅行⑥にて)


「綾さん。それって…」


「そういうことよ。玲那ちゃんには悪いけど、隠し通せるとは思わなくて…」


玲那さんは難しそうな顔をしていたが、やがて…。


「良いですよ」


笑顔で答えたのだった。


「えっ?」

予想外の返答なのか、ポカンとする姉ちゃん。


「綾さんのさっきの顔、簡単に諦めるとは思えません。コソコソされるぐらいなら、認めたほうがお互い楽でしょ?」


「玲那ちゃんありがとう。…貴弘、あんたはどう?」


経緯はどうあれ、俺は4人のを経験した。その結果、姉ちゃんと玲那さんの気持ち良さは甲乙つけがたい。あれをもう1度味わえるなら…。


「俺もOKだ」


気持ち良さを抜きにしても、玲那さんと付き合えるのは姉ちゃんのおかげだ。姉ちゃんが俺に玲奈さんを紹介したから今がある。


いわば姉ちゃんは恩人だ。薄情者でない限り、恩人の願いはなるべく叶えたいよな。


「2人とも、本当にありがとう…」


こうして、俺・玲那さん・姉ちゃんの奇妙な三角関係が生まれたのだった。



 三角関係ができてから、澪さんと玲奈さんは俺に対してエロい事をしなくなった。常に俺のそばに玲那さんと姉ちゃんがいるからだろう。


とはいえ、交流は続けている。俺にとって貴重な異性の友達だからな。


そして今日は、俺の部屋で玲那さんと姉ちゃんの3人でイチャイチャする流れになっている。


「ヒロ君、早くろうよ~♡」

玲那さんが待ち侘びている。


付き合い始めてから、須藤君からヒロ君に呼び方が変わったのだ。


「あたしも我慢できない~♡」

姉ちゃんも急かしてくる。


姉ちゃんは〇ッチだから違和感ないが、玲那さんが求めまくるのは驚きだ。姉の玲奈さんがH好きだし、やはり血は争えないのか…?


って、そんな事はどうでも良いか。2人を満足させるのが今の俺の役目だ!



―――

以上で、今度こそ本編は終了です。長い間付き合っていただき、ありがとうございました。


よろしければ、今作の感想をお願いします。いただいた感想は、次回作やいつかやるかもしれないの参考にするかもしれません。


近日中に“あとがき”を書く予定なので、興味がある方はご覧ください。

―――

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