第2話

嫌な事が多い中でも、仲のいい同期と売店に行ったり楽しいこともある。


「俺これにしよっ。」

松村がかつ丼を手に持って、ザバスのプロテインジュースとサラダチキンそれに寮で食べるであろうお菓子ををかごに入れている。


「吉野は?うわっ出たよ、ミルクティー。それに牛丼?サラダチキンは分かるけどそれ以外はわかんねぇわ」


「一回やってみ?案外いけるもんだって」

そんなどうでもいいような話をして、レジを済ませ外に出る。


「はぁー。自衛隊辞めて普通の仕事してぇな」

レンジで温めた飯を片手に、歩いて5分もしない寮に話しながら向かう。外はもう暗くなってて涼しかった。やることをやって夕飯を同期と買いに行く。なんだかんだで楽しいこともある。そう思いながら自衛隊で定年まで勤務するのかー、なんて事を考えながら空を見上げた。

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