惰性だとしても生きる道を選んだ私とみんなへ

かつてTwitterにはメンヘラ界隈と呼ばれる界隈があった。
もしかしたら今でもあるけれど、もう私には見えない世界になってしまっただけなのかもしれない。
当時は良くも悪くも内輪のノリが楽しまれた。
実際に梨香のようにヒトを惹きつけるメンヘラからの感染力は強く、なんとなく生きることに向いていなかったり、感受性が豊かすぎたりする人はあてられた。

当時を思い出して、この作品を読むことができるのは生き抜いた者の特権である。

このレビューの作品

つがいの琉金