第27話

そして、その日


俺は妹の友達と出掛けてるときに


「ゆ、優、」


そこには親友がいた。


「その人は?」


俺はバレちゃったら仕方ない。ドヤ顔自慢する。


「困ってたから助けた所に知り合って」


妹の情報は伏せないと妹の身も危ないし、この人も危ない。


「・・・あの、俺は優の親友のヒロと言います。あ、あのあなたに今一目惚れしました。付き合ってください」


すげぇー、その行動力と勇気、素直にすごいと思った。


「あ、あのごめんなさい」


そして、振られた。


こうして親友の初恋は当然終わらず、これからもこの時のことを語り続けて居た。

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