第21話

最近、友達が可哀想だから


「おい、童貞」


「お前も童貞だろ」


ふん、俺は卒業出来るかも知れないんだ。妹の友達のお陰でなぁ。


「これ、ほしいぃーーか」


俺はチラッと見せる。すると友達は飢えた獣のようにそれを奪いとり、


「これ、何円だ」


俺は拾ったからただだか、


「10万だ」


「ok!!とりあえず今は1万出すなぁ。今度9万だす」

友達はトイレに向かった。


あいつ、前の俺より酷くね?


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る