第19話
私は、優さんのことがクラスで一番好きだ。だって一番最初に好きなったし、中学生の頃からずっと好きだった。
クラスのみんなは誰も優さんの良さを分かっていない。でもそれが私にとって都合が良かった。
だって自分だけ知っているのって特別な感じがしてすごくいい。
私はクラスメイトに、嘘コクの提案をしてみた。
本当は私自身が罰ゲームになって、嘘コク、本当の告白をする筈だった。
だけど、あの時間違いがあって、春になってしまった。
でもそれはそれで良かった。春はこのクラスでかなりの優さん嫌いだったし、春さんが別れて傷ついたタイミング付き合う作戦に変更した。
むしろ優さんが依存して今の逆みたいになるかも知れない。
そう思っていたのに、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます