この不可思議な感覚が、才能ってものなんですね( ;∀;)

僕は物語を拝読させて頂く時に、基本的にあらすじは見ない様にしています。ただし、それは絶対ではありません。例えば映画を観る場合、シアターでCMを見ると僕は無性にワクワクしてしまい、その映画がとても気になってしまいます。だから、それと同じ理屈で、物語のあらすじを見る事を完全には否定できないと思っています。

さて、こちらの物語。僕はあらすじをパッと眺めた瞬間、とてもしっかり書かれている気がしたので、失礼ですがすぐに本編へと移りました。こちらの筆者様のお書きになる物語は初見となりますので、純粋に文章だけを拝読しようと考えました。

そして拝読後にその判断は正しくて、また誤りでもあったと感じています。

どういう事かというと、この物語はそのどちらでも「非常」に楽しむ事が出来るからです。意味不明ですよね。結論から言えば、この物語はとてもしっかりとした「構成」を持つ構造であり、ゆえに「二通りの顔」で楽しむ事が出来ます。

気になる?

僕のお勧めは筆者様には大変申し訳ないけど、あらすじを見ずに拝読される事をお勧め致します。そして読後にあらすじを覗いて見て下さい。

お勧め致します。

まるでラジオの構成作家が書かれた様な見事な物語です。「こえけん」の審査は始まっていますが、この楽しさはそういう事を忘れて純粋に楽しみ、そしてもっと高評価得るべき物語であります。

宜しくお願い致します( ;∀;)