第10曲 青い春

5~6年前に事故前と遜色ない程に身体がまともに動くようになってから、久しく行ったフェスにて初めて生で見て好きになりました。

それまで、若者向けというイメージが強くてそこまで注目してなかったんですが、、、。


『SUPER BEAVER』の青い春です。

曲、聴いたら分かります。

サウンド自体は本当新しい、最近のバンドだなって感じなんですが、僕ら世代には歌詞やメロディは『懐かしく』感じる。


若者に媚びた感じがしない。

潔く、今のリアルな年代から過去を懐かしんでいる、そのままを歌った感じ。英語詩もほとんど無いし。


SUPER BEAVERって、そういう雰囲気あります。


あと、最近のバンドで群を抜いて歌が上手い。

ぶーやん、マジあんたすげぇよ。生でもCD音源と変わらない。

って思います。


また、ぶーやんの歌の上手さに隠れてますが、このバンド、個々のレベル超高いです。


ほぼ全曲をギターのヤナギが作詞作曲してますが、ワードセンスが秀逸。

もちろんギタリストとしてのポテンシャルも高いと思いますが、僕は曲の雰囲気に合った歌詞を作り出す事に秀でてると思うんです。

あまり難しい事を言わない。なのに染みる言葉。メロディに乗ると、感情までもが伝わるという、歌詞+メロディの完成系のような。

誰にでも分かる歌詞とメロディが若年層にもウケてるのでは無いでしょうか。


また、私世代からすると、90年代を思い出させられるんですよね。しかも、中島みゆきとか『言葉に魂乗せるタイプ』のシンガーを。


まぁ、メジャーデビューしたかと思ったらインディーズに戻って再デビュー。

実力のあるバンドに多いですよね。自力で売れた感じが好感持てる。


さて、この『青い春』ですが、聴くだけで10代後半から20歳くらいの時を思い出されます。

言うなれば『トリガー』ですよ。自然と昔を思い出してしまうやつ。

この曲聴いたら『チカ』(のモデルになった子)を思い出しちゃいます。

※自署『ペルセウス座流星群』参照。


ってくらい、忘れられない『あの人』を思い出されてしまう、素敵な曲です。


是非、ご賞味あれ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る