人類

『元々、この世界には自我はあれど、発展し知識を持つ生物は、存在しなかったのは知っているだろう?だからね、父神達は試してみたかったんだ。自分達のように、自我を持ち知識を得て発展し続ける存在が。試しにひとつの種族。それが、この小さい奴ら。〖人類〗だよ!』


「じゃあこいつらは、俺らみたいに話したり、行動したりするのか?」


『うん。そうさ。父神達は、知りたいんだよ。最終的に〖どのようにして終わっていくのか〗』


「残酷だな。俺らが言えたことじゃないが」


『あぁ。普通はそうだろうな』


「あ、もう時間か俺戻んないと」


 そう言って、星の少年は部屋から出ていった。


▼◆◆►◆▷◆▼►▲◇▫▼

 このときの、部屋の様子は彼らの下界に存在する我々には、形容しがたく文章に表すには恐れがましいため、会話のみの文とする。

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