『落研ファイブっ』登場人物紹介その11(なめ茸組)

☆なめ茸組


 日日ロマンポルノの流れを継ぐ気鋭の映像作家『エゾウコギなめ茸』を長とする集団。放送部長の青柳は『エゾウコギなめ茸』の崇拝者である。


 なめ茸組に正式加入したら、語尾には『じゃん』を付けて話すおきてがある。


 なめ茸組には、『みのちゃんねる(シャモ)』の古参ファンであるグラビアモデルの『あさぎちゃん』と、餌がこよなく愛するセクシー女優の『森崎いちご』が在籍している。


〇エゾウコギなめ茸


 日日ロマンナイトの流れを継ぐ気鋭の映像作家であり、一般向けからアダルト向けまでと守備範囲は広い。

 『ローアングル煽り撮りのたくみ』『緊縛きんばくの鬼』と呼ばれており、緊縛対象きんばくたいしょう紅麹べにこうじチャーシューやジーマーミ豆腐にまで及ぶ。

 弟子入り志願した青柳の懇願に負け、一般向け撮影のみ視察を許可している。



〇森崎いちご

 懐かしのジュリアナファッションに身を包む、伝説級のセクシータレント。

 餌の『女神』であり、餌に『熟女好き』属性を植え付けた元凶。

 三元曰く、『デカい子供が三人はいそう』。



〇あさぎちゃん


 古参の『みのちゃんねる』ファンにしてグラビアモデル。

 均整の取れた健康的で恵まれた肢体のトリコになる男が続出だが、シャモはあさぎちゃんの事を一フォロワーとしてしか認識していない。


〇女B


 三崎口の食堂でシャモたちと同席した際に餌を気に入り、『不適切な』ハグを施した。餌はヘブン状態に陥ったらしい。


野田一八のだいっぱち


 落語『愛宕山あたごやま』に出てくる太鼓持ちの一八そのものの性格。エゾウコギなめ茸が開催したオーディションに合格し、城ヶ島での撮影視察に『なめ茸組』として同行するが――。

 生まれは大阪育ちは京都と自称するものの、実は島根県吉田村の出身である。


※本作はいかなる実在の団体個人とも一切関係の無いフィクションです。

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