第1章―愛のない行為―

 

「ッ…――! 痛いっ……! やめてぇ……!」


 嫌がる私を彼は両手で上に押さえつけてきた。ドアの前で羽交い締めにされると、彼は私の乳房を噛みながら舌で淫らに舐めてきた。その痛みと快感に、私は堪らず涙を流した。 舌先で乳房を舐められた。その快感に体が思わずビクンと感じた。そして、時間をかけて舐められると今度は私の胸を両手で揉んできた。ぐしゃぐしゃに撫でくりまわされる愛撫に唇を噛むと、必死で声を抑えて堪えた。


「ンッ…! ンンッ…! ンッ…!」


 唇を噛みながら我慢すると、次は両方の乳首を両手で摘まれた。その瞬間、全身に電気のような快感がゾクッと走った。


『あっ……!!』


 ビクンと喘ぎ声を出してしまった。彼は私の顔を見てくるとニヤッと笑った。


「なんだ厭らしい声だな。子供の癖に、感じたのか? 乳房をこんなに尖らして本当に厭らしい子だよお前は――」


「いや……! 見っ、見ないでぇ……!!」


「嫌なのか? じゃあ、ここはどうだ? ほら、お前の一番、良い所を触ってやろう。お前も好きだろ?」


 彼は私にそう言ってくると、スカートを強引に捲ってきた。そして、片方の手で私の履いてる下着を無理矢理おろした。


「やっ、やだ……! やめてお義父様……!!」


 脚を閉じるとその間に彼は、自分の足を入れてきた。その瞬間、開いた股の間から手を強引に入れてきた。彼は目の前でニヤッと笑いながら私のアソコに手を忍ばせた。


「ホラ、ここがぐちょぐちょに濡れてるぞ? 嫌がるわりには本当は感じてたんだろ。私にこんな風に無理やり犯されて、悦びを感じてるんだろ。違うか?」


「ちっ、違うわ……! お義父様、やめて……! あっ…――!」


 彼は股の間から、人差し指と中指を中に入れてきた。クチャっと厭らしい音が響いた。二本の指先が私の中に入ると、割れ目から蜜が溢れて下に落ちた。


 太股に蜜が下に垂れてきたのがわかった。それは冷たく、トロッとしたような滴だった。二本の指先を割れ目に入れると、上下に動かしてきた。その度に厭らしい音が部屋の中に響いた。その音に私は顔が急に赤くなった。


 厭らしい音。聞きたくない。でも、その淫らな音に快楽を感じてしまう自分がいた。身体が熱く火照り、波のように寄せてくる快楽に私は口からヨダレを垂らして泣きながら喘いだ――。

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