第6話

 太郎は私達を無視している。


 それはそうだよね。私達の嫌がらせは度が超えてたから。

 

  もう授業が始まる。


 対策を考えないと。おそらく棚は未来を知らない。あの時一緒に起きてない人は未来を知らないんだ。


 だが、対策を考える前に先生は来てしまった。


ーーーーーー

 とりあえず、さっき太郎に謝ったメンバーで視線を合わせた。

 そのメンバーはきっと未来のメンバーだ。


 としている間にさっそく、太郎にケシカスを飛ばしている奴がいる。


 羽風 羽 未来ではすっかりニートの羽


 こんなことしてるから将来ニートなんだよ。


 じゃなくてもう、黙ってみてられない。けど、どうすればいい?


 近くに座っている、氷が任せてと目線を送って来た。


 氷が何か吹き込んだ。


 そして、ケシカスは飛ばなくなった。


 どうやって説得したんだ??


 いや私の知っている氷なら、もう手段は選ばない。


 きっと、


 当時の羽風の好きな人の情報を使って脅しているだろう。


 

 だが、まだ嫌がらせは止まらない。

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