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    このオチに持っていくのなら、今少しエピソードがほしかったかなという思いもあるんですが、雰囲気のよさのポイントが高いんで、これはこれ、でしょうか。
    今日びは、というより、我々の世代は、従兄弟姉妹というのはなかなかに微妙な立ち位置ですね。家族ほど密着してないし、友人よりはずっと近い。だいたい自動的に幼なじみであることが多いし、距離が近かったらどうしても特別っぽい関係になります。
    それでかつ美人で性格が良ければ、もう何をかいわんや、でしょうか。もっとも、うちの一族の場合は、従姉妹は姉妹も同然と見られてて、恋愛対象にするなどとんでもない、という空気だったんで、みんなよその男に盗られてしまいました(ちょっと泣)。そういう私的事情もありまして、こういう掌編っていいなあと思います。

    作者からの返信

    毎度ありがとうございます。

    よく「これだけ?」っていう他人様作を読んで「だったら書くけど」と割と苦労せずに書きました(そしてやっぱり読まれない)。でも、感情や結末はフィクションです。

    実は幾星霜を経て、この従姉の娘(いとこ違いと言うのだとか)とのエピソードも少しあるにはある、けれど物語に組み込むのは難しいかも知れない。でもエモ需要を見込んじゃうなあ。