2023/08/08 海外から物を取り寄せる話

個人輸入ですね。


ほしいものができると、すぐにでも手元に置きたくなる厄介な性質を持っています。物欲がすごい。子どもの頃──10代半ばぐらいからそういう感じだった記憶があります。

人生で初めて海外から取り寄せたのは、当時大好きだったアイルランド人俳優が主演していた連ドラのDVDでした。俳優の人気が日本国内ではそれほどでもなかった、というのと(悲しい)、連ドラの題材が日本にはあまり浸透していないという理由で(おそらく)海外ドラマ枠で字幕付きで放送されることもなく、また国内版のソフトを発売する予定もなさそうなので、アメリカのAmazonだったか、イギリスだったか…どっちだったかな…とにかくどちらかで購入した思い出があります。残念ながら今はもうソフト自体は手元にないんですけど、ドラマ鑑賞後当該俳優に拙い英語でファンレターを書き、それにサイン入りポートレート付きのお返事がきたことも含めて初の個人輸入としては大変良い記憶です。


音楽関係は意外と国内でCDが買えるバンドやアイドルを好きになってた関係もあり、海外から取り寄せた記憶はあまりないですね。タワレコかHMVで買ってました。雑誌も。思えば10代半ば〜20代いっぱいぐらいがいちばん英語に触れていたし、理解していた気がします。懐かしいな。


で、最近はというとアジア圏のお通販サイトにどっぷりです。首まで浸かってます。みんな大好きQoo10で化粧品を買い、中華コスメは贔屓のサイトがあるのでそちらで(でもそのサイトは日本国内で運営されているので個人輸入とは言わないですねこれは)。そして先日、自分の中では最後の砦、ここに手を出したら上がりだぞ! と思っていた某サイトでお買い物を…してしまいました。


話はちょっと逸れるのですが、感染症が広がる前までは韓国旅行が好きでした。韓国映画を良く見るというのもあり、現地の空気を吸ってみたくなってパスポートを作ったのです。数回の旅行のあとすぐに感染症が爆発したためパスポートは3年間封印されたのですが、2023年6月、遂に封印を解かれて旅行をして参りました。めちゃくちゃ楽しかったです。

そこで出会ってしまったんです、盲箱、ブラインドボックスに。


文字通り、箱売りの玩具です。日本円で1300円〜ぐらいの価格で、中に何が入っているのかは開けてみるまで分かりません。高級なガチャです。高級ガチャの面白さに取り憑かれた私は、帰国後も日本国内でブラインドボックスを扱っているお店を探し、足を運んでは新しく箱を購入しました。引きが良いのか悪いのか中身が重複することは滅多になく、稀に重複するとその日遊ぶ相手に「あげる!」とおもむろに押し付ける等、元気なブラインドライフを送っておりました(貰ってくれたフォロワ〜ありがとう!)。


話が戻ります。盲箱には色々な種類があるのですが、私はおもにフィギュアを購入していました。ちっちゃいやつ。手乗りサイズの。で、盲箱情報を求めてインスタを彷徨っていたところ、少しお高めの──球体関節人形が入っている盲箱があるということを知ってしまったのです。


写真見てすぐ「ほしい」ってなりました。

ほしい。好みすぎる。買えるの? これ。


残念ながら発売時期の関係で、国内の輸入代行店やそういった類のサイトは全滅。うー。でも諦めきれない。そして例のサイトに向かうのです。このサイトで個人輸入を始めたら…本当に色々我慢できなくなるぞ…頭では分かっていたんですが、バチバチに好みなあの球体関節人形がほ・し・い!


ポチッ


買いました。届きました。めちゃくちゃ満足してます。臆せず挑んで良かった。……良かったのか? アカウント作っちゃったからクーポンめっちゃ来るけど…「おまえにおすすめの商品はこれ!」っていっぱいおすすめされるけど…?


終わりよければすべて良しです。私は今後もこちらのサイトで、買い物をしてしまうでしょう。「税関っ無事抜けてくれっ…!」などと言いながら…。


物欲って怖い! あと、購入先のお店と一悶着(喧嘩したわけではない)したエピソードもあるんですが、それはまた後日。


では、また明日。

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