神様はいない――からの

神様はいない、と頑なだった主人公。
師匠との出会いと別れによって、神様はいないと考えを固めるが、聖女との相対でその考えががらりと変わる。
この辺りの描写など、書き方が好きです。

個人的に枢機卿でありながら、主人公の考えや独白の口調とのギャップが好きでした。
師匠とのやりとりも、よきでした。
4000文字とは思えない素敵なお話。