第14話

リアル


早くリアルに帰りたい。


「お兄ちゃん・・・どうしかしたの?」


「・・・夢の妹はなんでこう、性格悪いのかなって」


「ストレートな悪口!!あと夢じゃない!!」


「はいはい、夢の人はみんなそう言うですよ」


「なに、その犯罪者は・・・」

妹は言葉をやめる。同じようなことを自分でも言って居たからだ。


「・・・お兄ちゃん・・・ごめんね」


妹は珍しく自分の言って来たことを認めてたのか下を向いて、ただ黙って居た。


ーーー

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る