第33話

主人格や重要な人格達が突然いなくなってしまう事がたまにあります。そんな時どうなるか…


人間としての生活ができなくなります。


食べる事も寝る事もさらには文字が書けない読めないなど、さまざまな不便が生じます。


嘘みたいなホントの話です。


なので今はそこまで無いのですが、一番酷かった時期約10年間はしょっちゅう瀕死や重症になって無理矢理病院に連れて行かれていました。


食べる事が出来なかった時などは、この時代に!?と思われてしまう「栄養失調」で即入院してました。加えて過呼吸も加わりほぼ意識が無い状態で両親に病院にしょっちゅう連れて行かれて入院してましたね。


そして母に泣かれる…。


「何でこのご時世で栄養失調になるの!?」とね。


しょっちゅう母を泣かせてました。


いや…食べたくても食べれないんですよ…。

というか食べるという事を知らなかったもんで…。


と言ってみたけど信じてもらえなかった。


しかし入院していた総合病院が酷かったなぁ。


私が精神科に通っていると分かると医者や看護師さん達は母に「暴れませんか?拘束しても良いですか?他の患者さんに危害を加えないように個室に入院してもらいますね」と個室に隔離されていました。


そして決まった看護師さんしか来ない。医者は全く来ない。


暴れる元気もないのに拘束された…。そもそも暴れない!!



なんたる屈辱!!なんという偏見!!


私はそこの総合病院が大嫌いです。でもそういった意識不明や重症の時はその総合病院に行かなければならなかったんですよね。一応総合病院だし、救急外来だったんで…。


今は意地でも行きませんよ。今は小さなクリニックに行ってます。風邪引いたりしたらそのクリニックにしか行きません。行けません。


医療関係者だって「精神科に通ってる人間はヤバい奴」という偏見が根強く残っているんですから、一般的に世間ではもっとそういう偏見が根強いです。


この話を主治医にしたら、たいそう激怒してました。そりゃもう普段は冷静な主治医が激怒してましたね。


田舎の総合病院なんてそんなもんです。偏見や差別、心無い言葉はその辺にゴロゴロ転がってます。


田舎だからとか都会だからとか関係ないと思いますよ。偏見や差別、心無い言葉は私にとって身近なものですしね。


それにしても本当に酷かったなぁ…、その総合病院の偏見具合。


そして凄まじかった主治医の激怒…。「あぁこの人怒らせちゃいけない人だ!!」と学びました。



普段冷静な人ほど怒らせると怖いんですよね。



ちなみに小さなクリニックの先生の専門は精神科です。ですが総合内科ですよ。田舎の小さなクリニックなのでどんな病気にも対応してくれます。


救急外来じゃないけど、総合病院に行くよりマシです。その先生が主治医のいる精神科の病院を紹介して主治医に出会う事が出来ました。


ある意味恩人です。風邪引いた時など世話になってますし…。


その先生と主治医は知り合いらしいです。













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