第8話

多重人格障害には主人格と他の人格達が存在します。主人格は1人ですが他の人格達は多数います。そして主人格も他の人格達も入れ替わります。入れ替わっても大丈夫なように私の場合はコピーに近い人格を作ります。コピーでもやっぱり違いますけどね。似たような人格を作るという事です。全く違う人格達が作られた場合私は教育係と呼んでいる人格達に任せます。最低限の約束やルールを教えるのです。主人格には後から事後報告をしますよ。主人格だからみんなをまとめる役割がある訳ではありません。何故他の人格達がいるのかは主人格を守る為ですから。他の人格達が主人格の代わりをするのです。でもいくら守っているからと言ってもちゃんとコミュニケーションを取らないとやっぱり私の日常生活はちぐはぐになってしまいます。それからもちろん元祖である主人格はいます。でも今現在は深い眠りについてる状態ですね。代わりの主人格が役割を担っています。結構複雑な頭の中なのですよ。

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