第20話 魔物を倒せない人がこの世界で役に立つ方法



【急募:魔物を倒せない人がこの世界で役に立つ方法】



1:名無しの神ノ子

知り合いに魔物が倒せない子がいるの。

その子が活躍する方法、何かいい案があれば教えてもらえるかしら?


2:名無しの神ノ子

いったいどこのアホゲ〇ト族ナンダロウナー


3:名無しの神ノ子

そういえば地球人以外にも魔物を倒してないやつがいたな


4:名無しの神ノ子

詮索はやめてもらえるかしら?

それよりも質問に答えてほしいのだけど


5:名無しの神ノ子

>4

まだ慌てるような時間じゃない


8:名無しの神ノ子

魔物を倒さずとも稼ぐ方法はある

そう……! パチンコとか!


9:名無しの神ノ子

そういえば動画配信とかも一つの手だよね

その子が向いているかは知らないけど


10:名無しの神ノ子

バイトとかは?

犬耳が武器屋で働いているのを見たぞ


13:名無しの神ノ子

>10

バイトも一つの手

だけどアイツの場合は罰則ダゾ


15:名無しの神ノ子

俺はその人のことよく知らないんだが

なにか特技みたいのはないの?


18:名無しの神ノ子

>15

小さくて走るのが速いわ


20:名無しの神ノ子

>18

じゃあ回避タンクさせれば?


21:名無しの神ノ子

あぁ、たしかにそれなら魔物倒さなくてもいいな


23:名無しの神ノ子

回避タンクって、どういうことをするの?


26:名無しの神ノ子

>23

敵意を集めて、攻撃を回避し続ける役割だな

その間は他のメンバーに攻撃が行かないから、パーティの盾役とも言える


27:名無しの神ノ子

センスは必要だけどな

アホゲ〇ト族は小さいから、わりといけるかもしれん


29:名無しの神ノ子

あの子、公園で段ボール住まいだったよな

可哀想だったから、気にかけてくれる人がいて安心した


32:名無しの神ノ子

>29

なお、家賃払えなかった原因はアニメと漫画の見すぎらしい


35:名無しの神ノ子

>32

いや……もう一人のアホゲ〇ト族の話かもしれないし


38:名無しの神ノ子

>35

もう一人はこのワールド最強候補のところにスカウトされタゾ


40:名無しの神ノ子

>38

その情報は聞きたくなかったよ……


45:名無しの神ノ子

これは体験談だが、アホゲ〇ト族のアホ毛には触れないようにしておけよ

俺は興味本位で触って半殺しにあった


48:名無しの神ノ子

>45

お? ダッ〇スさんちっすー!


51:名無しの神ノ子

>45

アホ毛が性感帯らしいな。

今日地球人の男がアホゲ〇ト族のアホ毛を楽しそうに触っているのを見たぞ


54:名無しの神ノ子

【速報:地球人、アホゲスト族の性感帯をいじり回していた】



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る