第11話 ソウタの回想、カナデは勘違い製造機
ソウタのカナデへの第一印象は、「大人しそうな素朴な美人」である。
これはバイト先で店長に紹介された時の、うっすらとした印象の話だ。
今のカナデとは全く反対と言っていい。
ソウタは時折、カナデやミナトの出会いの頃の話を思い出す。
そう言えば二人が一緒に並んでいるのを初めて見た時、同じ顔なのに「似ていないな」と思った事を思い出していた。
*****
さて、今日は初デートである。
と言っても、今日は二人ともバイトがあるから、昼間にお茶をしに行く程度だ。
それでも二人きりで何処かへ出かけるのは初めての事である。
ソウタは前日の昨日から楽しみだった。
ソウタは出かける用の服に着替えながら、カナデの服装の事を考えていた。
カナデもバイトだし、いつも通りのダボっとした姿だろうと。
逆に気取らずに自然体で居れるような、こんな関係性も良いな…なんて、今からの事を浮かれながら考えていた。
ソウタは軽い足取りで家を出た。
今日はソウタがカナデの家へ迎えに行く約束になっている。
いつも乗っている自転車にはバイト先に置いて、そこからカナデの家に歩いて行く。そして二人で駅の方へ行くつもりだ。
約束通りにカナデを家の前で拾うと、二人は目的のドーナツショップに向かった。
駅前の商店街に入った頃、カナデは懐かしむように話を切り出した。
「そういや、『並ぶと似てへんやん』って言ったの覚えてる」
「あ~、それ、家を出る前に思い出したとこや」
「一緒やなぁ、私も家で着替えてる時に思い出してん」
嬉しそうに話を続けるカナデ。
「やっぱ似てないん?」
こうして笑った時の顔の印象は、あまり似ていない。
そうか。あの時の二人は笑っていたのかと、ソウタは思い出した。
「ん~、同じ顔に見えるけど、似てるって聞かれたら、似てないなぁって感じ?」
「なに、その禅問答的な」
カナデは声を立てて笑い出す。
そうそう。こんな感じで、少しへにゃっと崩れたような笑みが、カナデの笑い顔の特徴だ。
「あの頃のカナデは敬語やったもんなぁ」
「ソウタも、カナデちゃんって言うてた」
「そやった」
「あはは、懐いなぁ」
少し距離感のあるあの頃も懐かしい。
と言っても、ほんの数週間前の出来事なのだが、カナデとは随分と昔から一緒にいたような気がする。
二人は他愛のない会話をしつつ、駅前の商店街を抜け、目的のドーナツショップにやってきた。
ちょうど1階のカウンター席が空いていたので、そこに並んで座る事にした。
「カウンター席に男性と並ぶとか…ミナトとソウタ以外には考えられへんわ」
「最初は怖かったやろ?」
「ん~でも、ソウタは、休憩室でドアを開けたままにしてくれた人やったからなぁ」
カナデはバイト先の出来事を思い出す。
それは初めてソウタと一緒に休憩を取った日の事だ。後で休憩室に入って来たソウタが、気を利かして、入り口のドアを少しだけ開けていたのだ。
「あぁ、そう言えばそんな事もあったなぁ、忘れてたわ」
「だから、怖くは無かったかなぁ…」
今になって思えば、やりすぎだったかも知れないけれど、あの時のカナデは随分と男性を怖がっていた。
それにミナトに余計な心配をかけたく無かったのも事実だ。
「そっか」
ソウタの返事が素っ気ないものになったのは、頬が今にも緩みそうだから。
けれどカナデの方はあまり気にしていないらしい。
今日のカナデは頬が緩みっぱなしのようで、いつもより可愛く見える。
「ソウタは始めからちょっと、他の人とちゃうかったし」
そんなカナデの言葉に、他の人と違うのはカナデの方では無いかと、ソウタは心の中で突っ込みを入れた。
そう、忘れもしない「パンケーキ事件」。
ソウタはカナデの無邪気さにやられた日の事を思い出した。
*****
「パンケーキ事件」とは…。
それは3人で仲良くなりつつある頃に起きた事件である。
ある日の事。
フロアマネージャーのコバヤシさんが、カウンターから出来上がったばかりのパンケーキをソウタに返してきた。
「悪いけど、ダブってるわ」
「えっ?あぁ…すみません、間違えてました?」
「出る前に気が付いたからええよ。ダブりやからそっちで廃棄しといてね」
戻されたパンケーキの乗った皿を受け取る。
ソウタが謝るとコバヤシさんは、片手を上げて、さっさと自分の仕事に戻って行った。
「う~ん…」
どこをどう見ても、焼きたての美味しそうなパンケーキである。
先ほどそれなりに丹精を込めて作った、美味しそうなパンケーキである。
廃棄は忍びないけど、致し方ないか…。
パンケーキ皿を手にしながらソウタはぼんやりとパンケーキを見つめていた。
するとキッチンの社員さんがコソコソとソウタの傍へやってきた。
「それ、こっそり持ってたり~」
「え?」
「ミナト君の妹ちゃんにあげたらええやん」
「…良いんすかねぇ…」
「ほんまはアカンけど、今日、店長休みやしな」
社員さんはガタイの良いソウタに、肘を押しつけながら良い顔で勧める。
「う~ん…」
「大丈夫やって。今、妹ちゃんの賄も作ってるから一緒にあげたって?
それに今からソウタも休憩やろ?一緒に食べたらええやん」
「え?休憩って、ミナトじゃなかったですか?」
「あれ?さっき聞いたら、まだ腹減ってないとか言うて、ソウタと替わったって聞いたけど?」
「いや~それは、聞いてなかったっす」
どうやらソウタのあずかり知らないところで、勝手に休憩が変わっているらしい。
とは言えミナトが良いと言うのなら、カナデと一緒の休憩になっても問題は無いのかな?とソウタは考える。
「いつも一緒に帰ってるんやし、妹ちゃんはソウタでも大丈夫なんやろ?」
「…」
「ほな、頼むで」
社員さんからすれば、ミナトでもソウタでも、誰が休憩に入ってもあまり変わらないのだろう。
再び背中を押され、ソウタは休憩を取る事にした。
変に隠しても怪しいと思ったソウタは、何食わぬ顔でパンケーキと、出来上がったばかりの賄を持って休憩室に向かう事にした。
そしてキッチンから出ようとした時、ちょうど戻ってきたミナトと出会う事が出来た。
「あ、ゴメン、言い忘れてた。悪い、休憩交代して」
ソウタが声を掛けようとしたタイミングで、先にミナトが謝って来る。
悪びれも無く声をかけてきたミナト。どうやら特に理由はないらしい。
「あぁ、ええけど、良いんかな?」
「カナデによろしく~」
ひらひらと手を振ってキッチンに戻るミナト。
カナデによろしくという事は、ソウタがカナデと一緒に休憩を取っても問題は無いらしい。なら良いかとソウタはパンケーキと賄を持って休憩に向かった。
誰も居ない休憩室の奥側の席に座り、賄を自分の席の前に置く。
(う~ん。パンケーキはどこに置けばいいんや…)
取りあえずテーブルの上に置いたパンケーキを睨みながら、配置場所を悩んでいると、ソウタの耳に女性の軽やかな笑い声が聞こえた。
カナデだ。
咄嗟に入口の方へと振り向けば、思った通り、入り口で賄を持ったカナデが笑っていた。
「あ、気ぃつかんかった、ごめん」
「いえいえ、大丈夫です。そのパンケーキ、おやつですか?」
「あ~実はダブってもうて…、って、カナデちゃん食べへん?」
「えぇ?」
テーブルの上にあるパンケーキの皿をカナデの方へずらす。
ソウタの提案に驚きながらも嬉しそうな様子を見せるカナデ。
どうやらソウタと二人の空間は警戒もせず、受け入れてくれるらしい。
そんな安堵からソウタは気が緩み、自分の失敗談を語り出した。
「これ、さっき俺が作ったやつやねんけど、ダブってたらしく…。
同じ伝票やと気付かずに2回見て2つ要ると勘違いしたっぽい」
「あはは、そんな日もありますよね。じゃぁソウタさんの近くで食べても良いんですか?」
「あ~うん、カナデちゃんが良ければ?」
「ありがとうございます。今日のデザートはパンケーキを半分こですね」
よほどパンケーキが嬉しいのだろうか。
カナデは笑みを浮かべたままソウタの向かいの席につこうとする。
(そこに座るんや…)
あまりの近さに、逆にソウタが警戒する。
これはあまり良くないだろうなと、カナデの行動に不安に感じたソウタは、カナデが離れる様に、パンケーキを少し遠ざけながら、はす向かいの席へ誘導する。
「う~ん。カナデちゃんが全部食べてもええねんけど…」
けれどカナデはソウタの気遣いが分からないらしい。
最初に選んだ通りに、ソウタの向かいの席についた。
「え~多分一人だとお腹が一般になるので…」
「それもそうか…」
テーブルの上には、一人前の賄と一人前のパンケーキ。
確かに並べるとかなりのボリュームである。
女性が一人で食べきるのは少し多いかも知れない。
「そうですよ、半分こが限界です」
ソウタの向いで、あっけらかんと笑いながら答えるカナデ。
(まぁ良いか…俺が色々と考えすぎか…)
もしかすると、今の距離感は、カナデとミナトの距離感かもしれない。
そう考えるとソウタも変な緊張感が抜けて、あれこれ考えるのが面倒になった。
ソウタはカナデの行動を気を取られないようにしつつ、そのままの雑談を交え、共に食事を取る事にした。
とは言え相手は女の子である。いつもよりゆっくりと賄を食べる事を意識した。
カナデと雑談を交わしながらだったのも、独りで休憩室に残すのは忍びないと思ったのだ。
それにソウタからすれば、甥っ子達との食事風景でペース配分は慣れている。
カナデの様子を見ながら食べるのは容易である。これも叔父としての技なのか。
そんなソウタの気遣いを知ってか知らずか、カナデはマイペースで食事を進めながらミナトの不満を口にする。
「ミナトはいっつもスマホを見ながらなので、あんまり喋ってくれないんですね」
「あ~そう言う感じするなぁ。一緒に飯は食べた事ないけど、どっか行く時は気を付けるわ」
「じゃ、その時は私も一緒に誘って下さいね」
「あ~、ミナトがええよって言ったら…かな?」
「あはは、ミナトは私の保護者じゃないですよ?」
「そらそうや。そうやなぁ。保護者って言うより守護者って感じやな」
「確かに!」
お互いに機嫌の悪いミナトの様子を思い浮かべると、少しだけ笑えてしまう。
それとソウタはカナデは男性が苦手と聞いていたが、思ったよりも二人の会話はスムーズだった。
カナデとの会話も自然だし、食事も楽しそうに取っているように見える。
少しは慣れてくれたのかな?カナデの気の許した様子にソウタは安堵した。
そしてお待ちかねの食後のデザートタイムである。
「パンケーキ、冷めちゃいましたかね~?」
「ま~しゃあないかなぁ?」
パンケーキを切り分けながら、まるで独り言のように話すカナデ。
妙な緊張から解放されて気の抜けきったソウタは、頬杖を付きながら曖昧な返事で返す。
「でも、美味しそうです」
「俺が作ったからな、旨いはず」
「ですね、実はそれを聞いてから、めっちゃ楽しみでした」
「あはは、じゃ全部たべるか?」
「それは無理かな~?」
はしゃぐような素振りを見せるカナデ。
(普通やな。普通に喋ってるやんなぁ…)
改めて今の状況を俯瞰してみると、やはり聞いていた話よりカナデの様子は普通に見える。そしてソウタは最初に会った頃のカナデを思い出す。
一番最初に会った時。彼女は後ろに隠れるように控えていた。
あとはバックヤードでちょっかいをかけられて、困っている様子を見せた時…か。
ソウタは目の前のカナデと、記憶の中にある、男性に萎縮している時のカナデとを比べてみる。
(流石にちょっと気の毒やな…)
多分今のカナデが自然体に近いんだろう。
それを思えば、あんな萎縮するような状態になるのは気の毒に思える。
一体何が…とは聞かないが、きっと望んでそうなった訳ではないのだろう。
ソウタはそんな事を考えつつも、カナデとの他愛のない会話を楽しんだ。
「なんか喋ってたら、アッと言う間やなぁ~」
「でも、凄く楽しかったです」
「そうやなぁ」
気が付けば、既にいい時間になっていた。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。
「俺、もう行くわ」
「あ、私も出ます」
ソウタの声かけにカナデも席を立つ。
ソウタがテーブルの上にあるパンケーキ皿をトレイの上に載せていると、カナデが声を掛けて来た。
「あの…連絡先、交換しても良いですか?」
「んっ?」
思いもよらないカナデのお願いにソウタは驚いた。
これはミナトに確認した方が良いのでは?と戸惑う様子を見せたソウタ。
「ダメでしたか?」
カナデは再びお願いをしながらも、凹んでいるのか浮かない表情を浮かべた。
(えっと…これは、ガッカリしてる…んか?)
とは言え、あまりカナデに深く関わるとミナトが心配するかも知れない。
「え?あ…いや…、ミナトに…」
「ミナトは保護者じゃないですよ」
「あ~、うん。なら後で言うといたら大丈夫かな?」
「はい!」
しょんぼりとしたのも束の間、自分のお願いが通った事に、カナデはぱぁっと明るい顔を見せ、嬉しそうな笑みを浮かべた。
「じゃあこれ、私のIDです」
連絡先を交換しつつ、ソウタは別の事を考える。
(無自覚…天然って線もあるんか…?
いや、いや。
俺が勘違いせえへんかったら大丈夫…)
今日のカナデの振る舞いを見ていると、ソウタへ友人以上に好意を寄せているようにも見える。だからソウタはその好意をなるべく他意の無い方向へ修正する事にした。
(多分、男の友達が珍しいんやろう…)
ソウタのメッセージアプリのIDを登録したカナデは嬉しそうにしている。
そんなカナデとの距離感にソウタはちょっぴりと悩み、勘違いを起こさないように自分を戒めるのであった。
*****
カナデとの休憩の後、その日のソウタは最終までバイトに明け暮れていた。
休憩の時のカナデとの距離の近さに困惑していたからだ。
それでもミナトに聞けば、家ではそんな感じだと言われて、そんなものかと思っていたけれど…。
そしてミナト達と上がり時間が一緒で無い事に安堵もしていた。今日は一緒に帰らなくて良いのだと。
だからソウタは気が緩んでいた。
そして気が大きく緩んでいた事を、後で盛大に悔やむのである。
自転車の鍵を開けながら、ソウタは何気なく携帯を開いた。
着替えの入っているカバンをカゴに放り込みながら、何も考えず、通知バッジの誘導に促されて、連続で画面をタップした。
そして何の心の準備も無く、メッセージ欄に目を向けた。
「~~~~っつ!」
声にならない声を出して、ソウタは自転車の傍に頭を抱えてしゃがみ込んだ。
ソウタのスマートフォンは、カナデのトーク画面が開いてあった。
『ソウタさんとお話しが出来て嬉しかったです』
別にカナデのお礼のメッセージでソウタが沈んだのではない。
それよりも、メッセージに添えられた、動くスタンプを見て一撃で沈んだのである。
(アカン、ダメ、絶対ダメ、勘違いキンシ!)
添えられたスタンプは、ヒヨコがお尻をふりながら、ハートマークを振りまくアニメーションスタンプだった。
流石にこれだけハートを振りまかれれば、勘違いを起こしかねない。
それに女の子からこんなスタンプが来たら普通に小恥ずかしい。
ソウタは真っ赤になった熱い顔の下半分を左手で隠しながら、改めて画面を確認する。
何度見てもヒヨコはハートを振りまいているように見える。
(これアカン。勘違いする奴、絶対におるやろ…)
ソウタはため息を吐いて『どういたしまして』と打ち込んだ。
そしてこの日の夜。
ソウタはカナデの襲撃を「パンケーキ事件」と名付け、脳内の勘違いダメボックスへ入れた。
*****
「あれ?ってお~い、聞いてますか?」
「ひぃぃ!」
過去の回想に飛んでいた意識は、カナデの抱き着き攻撃で一気に現実に戻された。
「あはは、めっちゃ驚いてる」
「カナデさん、ここでそれは止めましょうね、ちびっ子の目に悪いですからね」
「は~い」
緩やかに引きはがし、ソウタから離されたカナデは、カフェオレを飲んで大人しくなった。
「で、ソウタ君は何を考えてましたの?」
「え?」
「先ほどですが、可愛い彼女が隣にいるのに、どこに行ってたのですか?」
「あ~っと…」
先ほどの回想を思い出し、妙に照れくさいソウタ。
でもなぁ…とソウタは考える。
勘違いを起こすのは勝手に起こしている側の問題かも知れない。
だって今のカナデと過去の休憩室とのカナデのテンションは同じような雰囲気だ。
となると今のカナデも、あの時のカナデも、自然体に近いのかも知れない。
「何?」
「…はじめから、カナデは可愛かったなぁ…とか?…かな…」
ズルズルとカウンターへ伏せるソウタの耳は真っ赤である。
「この位で勘弁してもらえませんかねぇ?」
そんな完全降伏状態のソウタにカナデはニマニマとご満悦のようだ。
「可愛いと言えば、これずっと好きでめっちゃ使ってる。知ってる?」
そんなカナデのセリフと共に、ソウタのスマートフォンの通知音がピコン!と鳴る。
「スマホみて?」
「?」
促されるままに身体を起こし、何の気もなくソウタはスマートフォンを開いた。
さっきの恥ずかしさから気の緩んでいたソウタは、カナデに言われるままにメッセージアプリを開いてカナデのトーク画面を開いた。
そして見覚えのある、あの動くスタンプに、ソウタは声にならない声を出しながら再びテーブルの上に沈んだのである。
(出た~!フリフリ!!)
沈んだソウタの頭上のスマートフォンのトーク画面には、あの時と同じ。
今もヒヨコがお尻をふりながら、ハートマークを振りまいていた。
ソウタは真っ赤になった顔を腕で隠し密かに悶えた。
(カ、カナデ…天然が過ぎるねん…)
ソウタはカナデと付き合い出してから分かった事がある。
このパンケーキ事件こそが、カナデを好きになったきっかけなのだ。
とは言え、ずっと無自覚だったから、それに気が付いたのはずっと後の事なのだが…。
だからソウタはこのスタンプが送られてくる度に、自分の勘違いを思い出して、恥ずかしくて少しだけ苦手なのだ。
それでもカナデはこのスタンプが本当に好きみたいで、割と頻繁に送って来るか困ったものである。
いい加減にこの苦行から抜けるべきだ…とソウタが思ったか、思わなかったか?は分からない。
それでもこの「パンケーキ事件」は、ソウタの脳内にある勘違いダメボックスから、思い出ボックスへ無事に移動する事になったのである。
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