方言女子(金髪緑眼)の魅力

本作は小説として読むと難もあります。「G'sこえけん」に応募している作品であり、シナリオとして読むべきで、その意味では満点です。

日本人離れしたルックスの女性が関西弁でしゃべり倒します。それがとにかく可愛いんです。それへの感想は、ご飯三杯いける、という言い回しがぴったりです。

レビューのタイトルに、方言女子、という、一つ間違えば見下しにつながる言葉を使いました。珍獣扱い。そんな蔑視もあり得ます。

でも主人公の難波零子には引け目なんて一切ありません。胸を張ってお国の言葉をしゃべっています。その堂々たる態度に読んでいる側が頭を下げます。

女性の魅力には種類がありますが、可愛くて元気な女性っていいですね。