ワンワンの生活

@yuji1970

第1話 ワンワンの朝は・・

初めまして、ワンワンと言います。名前の通りボクは犬です。人間と暮らしています。みんな優しいです。1日3回、食事を用意してくれます。とても幸せです。1日2回、散歩についてきてくれます。ありがたいです。



土曜日の朝は特別です。お父さん(飼い主と呼ばれる)の息子さんのシュンくんとの散歩で始まります。シュンくんは10歳です。ボクは3歳なので人生(犬生)の先輩です。

下駄箱近くのマットレスで寝ていると「ワンワン!散歩に行こう」と廊下を走って来てくれます。ボクが「ワン!」と答えるとシュンくんは満面の笑顔。


玄関を出て10分もするとボクの大好きな公園です。広々とした公園を走りまわると気分は爽快。朝の空気は澄んでいてとてもおいしい。シュンくんがボクのお気に入りのボールを遠くに投げてくれます。ポンポンとはずむボールを追いかけるのは幸せな時間です。ワンワン。


30分くらい公園で遊んで近所を30分くらい歩いて家に到着。家からはシュンくんの大好きなパンケーキの香りがしてきます。この香り、ボクも大好きなのだ。

今日も良い1日になりそうだ。ワン。

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