第15話

「好きです!!付き合ってください」


またか、


「貴方が焼肉を豪快に食べるところに惚れました」


豪快って言っちゃったよ。まぁ中身男だしなぁ。


「ごめんなさい」


「お願いです!!一度で良いんです!!一度で良いからデートしてください」


「ごめんなさい。私は」


「奢ります。」


「マジで」


「はい、焼肉奢ります」


「付き合うかは別として、一回だけじゃなくて、何回でもそれなら誘ってください」



どうやら、私は女の子としてじゃなく男のような食べ方、短さを感じる食べ方が男子で人気があるようめ、

こうして、私は焼肉女王の異名を広がっていって。


「お姉ちゃん、今日も焼肉臭い」

妹によく怒られるようになった。

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