第8話


 「と言うことがあったんだよ」


「なるほどねぇ、」

私の方から俺の方に視線を変える。


「でお兄ちゃんは本当に戻す気はないんだよね」

 


「ないよ」


「ならよし!!で私も面白そうだし、続行しよう!!」


ーーーーー


 「ねぇ、雪ちゃん」


「何?」


「その、私昨日、考えたんだ。」


「もしかして、私の元カレの話」


「そう!!それでね私考えたんだ!!彼に許されるために何をすれば良いのか??」


「何何??教えて!!教えて!!」


「まずはお金を貯めることだよ!!」


「えっ、いやそりゃお金があれば良いと思うけど」


 「甘いよ!!雪ちゃん!!とりあえずやれることなんだからまず初めないと」


作戦はこう!!まず私が俺に、ごめん一度でも良いから一緒にカフェに行ってあげて、全部雪ちゃんの奢りだから!!


 と言うこと!!


 「確かにそうだね!!あの秋ちゃんも一緒にやってくれる?」


えっ、私はちょっと


 「私、そのバイト家で禁止されてるから」


「そ、そうなんだ!!分かったありがとう!!」


「それでね、雪ちゃん」


「何?」


「もし良かったら、私から夏くん」

「夏くん??」


今睨まれた??いや臆するな!!元カノなんかに


 「私から夏くんに二人で話が出来るか頼んでみるよ!」


「本当に!!」


「うん、だから雪ちゃんは頑張って稼いで、きっと仮に最初誘えても、その時ダメで、次の次なら行けるかも知れないから」


「確かに!!ありがとう秋ちゃん!!もうその頼み出来るの秋ちゃんしか居ないからお願いね!!」


「分かった」

  カフェじゃなくて、焼肉にしよう。


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