メフカ・烏の事件簿

まにょ

あらすじ

 アンドロイドがシンギュラリティに到達してからはや百年。国という概念はなくなり、一つの共同体として確立された。

 経済成長はかつてないほどの成長を遂げて機械化が進んでいた。しかし、それに伴ってアンドロイドを反対する暴動も続々と増えて政府が手出しできない拮抗した状態があるのも事実だ。

 その中でとある数学者が提唱した仮説、『ラプラスの悪魔』に基づいて作られた未来を司る巨大監視ネットワーク『ラプラス』が作られ、学園都市サングリアに設置される。

 このラプラスが作られたことで世界中のテロを未然に防ぐことができるようになった。また、ラプラスの演算によって一人一人の適性、嗜好、能力に合わせた幸福を実現させることに成功した。

 ラプラスの創造はとどまるところを知らず、シンギュラリティに到達した人工知能と適正と判断された人間を合成することで異能を持つ新たな人種、機械に愛された娘マキナを作る実験を極秘に始める。

 しかし、実験は失敗に終わった。

 能力に目覚めた機械に愛された娘マキナによって脱走が企てられ、ラプラスの近くにいた五人を残し逃走。その現実離れした異能からラプラスの予測も歯が立たず、シンギュラリティ到達してほぼゼロになっていた事件が多発することになった。

 これに対抗するため、逃走しなかった五人の内、四人をラプラスの側近に。もう一人、メフカ・烏を逃走した機械に愛された娘マキナを捕まえる警視庁機械に愛された娘マキナ対策特務課のリーダーとして日々調査している。

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