恋だなんて


ふと目が合いテンパっていると

屈託のない笑顔を向けてくれた君

きっと僕にだけ

思い上がってもいいかな


浮き足立って並ぶ帰り道

『お疲れ様』

そう言って別れるまであと数秒

鼓動に耳を塞がれ君の声が聞こえない

今日もここまで

「また明日」

いつもとは違う台詞に、心臓がまた跳ねた

うん、また明日


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